【感想】少年陰陽師　かなしき日々に咲き遺れ

大事なものはひとつだけ。
だから、どんどんと狂気に陥っていく。

情を取るか、冷静な判断を取るか。
関係ない人ならば選択は簡単ですが
少しでも情があると…迷いが生じます。
どんどんと狂気に染まっていく…少年と
知っている、と答えた少女。
知られたくなかったから、の選択だったのに…ですが
もう後戻りはできません。

どうするのか、どうなるのか。
まったくもって選択肢が分かりません。
後悔だけはしたくない、というのは当然ですが
何を選び取って、どうするべきなのか。
今回、全員が壮絶なまでに突き進んでいます。

そんなシリアスとは関係ない、雑鬼ｓ。
ついに別の人の手を借りてますが、自分達が
鬼だという事を忘れないで下さい…ｗ
で、あばら家にいたのは、次回のフラグでしょうか？
また別問題でしょうか？続きを読む

【図書館本】シリーズ41作目、尸櫻編5/5。
哀しくも幻想的な……と言いたい所を遮って。もうほとんどイメージ出来てないので訳のわからないまま終わった、という感じ。もっと言えば長い、くどい。理解が追いつ…かない、という意味で疲れた章。こういう章が来るとシリーズ読みも挫けてしまいそうだけど、まだ希望はあると信じて読むことにする。ゴールが見えてきたのも一端。続きを読む

尸櫻編完結。とっしーの咳に、義姉の不調と、気になることをいくつか残した状態だなぁ。梓の魂魄の話が伏線だったわけか。それにしても、運命を覆そうとすると、違うところに影響が出る。哀しい話だった。

少年陰陽師史上最高の危機的状況だったのではないか？

一番衝撃的だったのは、晴明が老いたなあと感じてしまったこと。
もし、晴明の全盛期だったら、このような事態には陥らなかったのではないだろうか。
それ…とも、いかに晴明でも仕方がなかったのか。

いかに昌浩が苦戦してももっくんがズタボロになっても、晴明がいるということだけで何か安心していた部分があったのだが、そういう根幹が揺らいだエピソードだった。

きっと、今後はもっとつらいシチュエーションが待っていそうである。続きを読む

思った以上に、悲しい終わり方だった。ただ、陰陽師としては一歩成長したんだろうな。
伏線がちらほらあって、まだまだ続きが楽しみ。