新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
小川いら, 九號 / 幻冬舎ルチル文庫 (1件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
彩波(いろは)
このレビューはネタバレを含みます
ヤクザの愛人の子として生まれた宇佐美英志は、一見勤勉なサラリーマンだが、暴力団の一員。 横浜の事務所を任されてはいるものの、英志は自分を取り巻く今の状況を不本意だと思っていた。 おまけに自分はどうなってもいいと考えているから、実は自分の美貌と身体を利用していたりもした。 そんな英志の事務所にフリージャーナリストの国木田哲夫という男が怒鳴り込んで来た。 実は戦場カメラマンを主にしている、というその男はヤクザにもまったく物怖じせず、それどころか英志に無理やりキスを仕掛けてきて……。 挙げ句、泊まるところがないから部屋に泊めてくれと言い出す…… という話でした。 育ってきた環境のせいで、まったく自分を大事にできない英志が、久々に誰かと一緒に生活することになって。 自分のテリトリーを明け渡すうちに、徐々に侵入されて、結局いなくちゃならない存在になってしまう……という流れかな? あんまり甘くもないし。 ひたすらに自分を傷つけたがる英志がちょっと辛いんですが、もちろん最後はハッピーエンドです。 でも、英志の環境ならばしょうがないかな……と思う感じではありました。 そんな感じで、ちょっと薄めなこともあってさらっと読める感じの話でした。
投稿日:2011.10.12
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。