【感想】炎立つ 弐 燃える北天

高橋克彦 / 講談社文庫
(25件のレビュー)

総合評価:

平均 4.6
16
5
2
0
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ブクログレビュー

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  • ひろC

    ひろC

    やっと…やっと心を決められてよかった。だがしかし経清、此奴が見逃したせいで、、、!と思えてならない。
    大河ドラマの方見始めたら原作読まなくなっちゃうだろうなーと悩みどころ。

    投稿日:2022.05.13

  • towa

    towa

    このレビューはネタバレを含みます

    源頼義が陸奥守に任命され多賀城へ。
    安倍のため、奥六郡のため忍耐を貫く頼時ら安倍一族だが、源氏の名を確固たるものにし義家に継がせるという頼義の執念が再び戦さへと向かわせる。
    経清は頼時の娘・結有と結ばれ、従五位の位を授けられて亘理権太夫となった。そして陸奥守代理に。
    頼時からは、安倍の血を守るためにも安倍と縁を切るよう申し渡されたが、頼義の謀略により永衡を失ったことが安倍への離反を決意させる。
    永衡の最期が辛く、涙した。
    経清の士道は真のものだが、それ故に散るのだろうなぁと、黄海での義家との邂逅から思う。

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    投稿日:2022.01.12

  • yappinkun

    yappinkun

    陸奥守として着任した源頼義、安倍頼良、貞任の安倍一族との死闘が始まる。
    どうしても蝦夷、安倍一族を滅ぼしたい朝廷。阿弖流為らの闘いがよぎります。おそらく、勝つことは不可能であるとわかっている闘いに、藤原経清は、もののふとして、安倍一族とともに、決起する。
    歴史物であり、結末はわかるのに、どうしてこんなにも心を揺さぶられるのでしょう。
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    投稿日:2020.10.14

  • らじヲ

    らじヲ

    東北で起こった前九年の役については学校の歴史でサラっと触れた程度だけれど、この本を読んで、朝廷のオジさんたちの自己承認欲求とお金(黄金)や地位に対する執着が平和に暮らしていた地方の人たちを苦しませてきたことによる1つの帰結なのだな…と思い、正史のみを語る歴史はつまらない、学校教育の歴史はやはり勝者の歴史なのだな…とつくづく思いました。

    ※谷崎潤一郎さんなみの長文で感想を書いてみました。
    ※物語としては、ちょっとバタバタしている感じだったかな~。
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    投稿日:2019.10.31

  • Bookrium

    Bookrium

    2巻目にして怒濤の展開を見せる。
    今まで奥州の歴史に殆ど知識がなかったのに、本書を読むことで活き活きとした明確なイメージを持つことができている。
    何て楽しい作品なんだろうと思いながら読み進めており、続きが楽しみです。続きを読む

    投稿日:2017.05.20

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

     まず、五巻で収まるのか?。そして、本巻で描かれる義家のキャラが後三年の役とぶれそうな気がしてならない。
     ただし、若年ながら老獪な藤原清衡にしてやられる少年貴公子というのなら、判らないわけではないが…。

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    投稿日:2016.12.15

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