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中川右介 / 講談社現代新書 (12件のレビュー)
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でん@読書垢(かもしれない)
猿之助の事件があって読んだのではない。 時系列は ・数年前に買って積読 ・5月に入って消化し始める ・猿之助の事件 ・読了ツイートしづらくなる という流
投稿日:2023.05.28
Take
歌舞伎を芸事以外の目線で見ればこう見えるのか、と感心した。明らかにこの後、自分の役者への見方が変わった。
投稿日:2020.06.01
ればぁ
20140915読了 「オペラの運命」と前後して読む。同時期に発生した西洋のオペラ、極東の歌舞伎、それぞれの歴史をざっとたどりたかった。●歌舞伎の有名人はメディアをとおして耳にこそすれ実はよく知らなか…った。いくつかある家のルーツを1冊にまとめてあり、読みごたえがある。同じ名前を○代目、○代目と継いでいくので誰が誰だったか分からなくなり、家系図に何度も立ち戻らざるを得なかったけれども。●明治から敗戦前に活躍した、ハーフの歌舞伎役者がいたのに驚き。その父であるフランス系アメリカ人は明治政府に採用されたお雇い外国人で、当時、日本政府の外交に大きく貢献したとのこと。それで(ここからがすごいのだが)大隈重信と伊藤博文が彼に妻を与えることにした(!)とのこと…奥さん(もちろん日本人)あげちゃったよ、すごい時代だ。妻となったのは由緒ある血筋だが生活に困窮して芸者をしていた女性だそうで、その子どもが歌舞伎役者になった15代目市村羽左衛門。●この伊藤博文が関わるエピソードを読んだ頃、並行読みしていた「ピアニストという蛮族がいる」(中村紘子)にも伊藤博文エピソードが登場。明治15,6年、ワイマール公国でフランツ・リストのピアノ演奏を聴いた伊藤博文が感激し「この者を日本に連れて帰りたい」と言いだした、とのこと。あのリストを!…どちらのエピソードも衝撃度が大きかったよ!続きを読む
投稿日:2014.10.19
より
図書館で借りたけど一回通り一遍に読んだくらいじゃあ頭に入らないので今度買って来ようと思います。面白かったし中々色々勉強になりました。 団十郎家、菊五郎家、という家系ごとの成り立ち等は読んだことがある…のですが歌舞伎界全体として、という本は読んだことが無かったのでなるほど、と初めて知ることが多かったです。が、なんせ名前は襲名されていくし姻戚関係が多いので何とも分かりにくい。言っては失礼ですが狭い世界でなんだかごにゃごにゃやってるなあというのが本音というか。歌舞伎界のプリンス、御曹司がちやほやされるのは確かにそうですがそれ以前に10歳にもならない子供のころから舞踊や長唄なんかの稽古をしたがる子供が居ないのも事実なんだろうな。そういう意味では子供歌舞伎とか良しあしはともあれ復興させた方が間口が広がるのも事実かもしれないです。が。まあ歌舞伎人口もそれほど多い訳でもないから無理に間口を広げる必要もないのか。それでなくても子孫はたくさんいるわけだし。 それにしても門閥外から出てきた初代幸四郎の子孫が今ではプリンスだ御曹司ともてはやされるわけだから何とも物事はどう転ぶかわからない世界です。私はこの頃はまったまだまだ新参の俄かファンなので一通り学ぶには最適でした。今度は歌右衛門とかその辺りを詳しく読んでみようかな、と思います。面白かったです。続きを読む
投稿日:2014.06.24
hanabana22
色々と賛否両論あるようですが、個人的には、今活躍されている役者さんの関係図や、それぞれの名前の意味するところがよくわかって、とても勉強になりました。
投稿日:2014.05.18
atsuko
江戸時代から平成の世まで、歌舞伎の家、血、藝を巡ったハードな人間模様が描かれていました。現役で活躍されている歌舞伎役者の方々の名前が持つ重さを感じます。中村福助さんの歌右衛門襲名が本当に大変なことだと…いうことが分かりました。続きを読む
投稿日:2013.12.24
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