【感想】ささみさん@がんばらない5

日日日, 左 / ガガガ文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
0
5
3
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • こや

    こや

    このレビューはネタバレを含みます

    ギリシアの神々と ゲーム という世界で
     現代のトロイア戦争 に巻き込まれ大騒動。

    情雨と鎖々美はゲームの外からの参加。
    たまの同級生の希美は・・・キーパーソン。
    そしてキーパーソンはまだ居て。
    みっちゃん、神臣、玉藻の前。
    玉藻の前は情雨の母親の生まれ変わり。
    そばにいて、ずっと解らなかった情雨のやるせなさ。

    ゲームは、玉藻の前の捨て身の行動で過去に戻り改変。
    今に至るが、剣は調子悪いし、鏡、たまも不調。
    そこに現れるは情雨。
    居なくなってしまったキーパーソンたちを探しに行くと言う。


    鎖々美は情雨とラブラブ旅行?
    以後楽しみです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.04.04

  • tsyk

    tsyk

    何か色々と絡んでいて情報量が多く話についていくのが大変だった。しかし終盤でそれまでのことが一気に収束した感がある今回、終盤で色々な事実が判明してきたけれど、個人的に一番驚いたのは希美の正体でした。確かに名前を見ると神話のあの人物が想像されますね。
    次回はどんな風に展開していくのか期待したい。
    続きを読む

    投稿日:2017.03.21

  • スミー

    スミー

    割りと深刻なのに案外大丈夫そうに見えます。

    ラストの情雨と玉藻前のところがいいですよね。何度も読んでしまっています。

    投稿日:2016.04.05

  • 笹屋停

    笹屋停

    かなり好きな巻です。一気に読めました。
    ややこしい設定をライトノベルの範囲で上手くまとめるのは本当にすごいです。面白かった!
    話が進むごとに情雨が好きになりますね・・・!ラストがもう、もう・・・。
    とはもうひたすら希美ちゃんかわいいかわいい言ってました。
    続きが楽しみ。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.25

  • clamamus

    clamamus

     先の巻にあった新トロイア戦争の回である。
     全体的に描きたい物語はわかるが、まとまりが悪い。たとえば狐の彼女に関する終盤での告白など、本来はもっとエモーショナルに描けると思う。伏線のしき方に問題があって、これはシリーズ全体でも見られる問題でもある。
     一巻から見られる問題であるが、その点は残念である。
    続きを読む

    投稿日:2013.07.02

  • やお

    やお

    “「しっかりしなさいよ。あんたの存在を知ったとき、あたしは嬉しかったのよ。ええ、きっとあたしの宿敵なんだ。あたしと同じぐらい苦しんで、切磋琢磨している、運命の相手がいるんだって——だから、お願いだから『ごめんね』なんて言わないで。足りないと思うなら、がんばりなさいよ。宿敵のあんたがそんなじゃ、張りあいがないのよ」
    やっぱり、わたしを鼓舞してくれてるみたいだ。
    微笑む。
    このひとのこと、わたしは嫌いになれないの。
    「でも、ごめんね」
    時計を見ると、もう深夜だ。
    「ベッド、占領して。情雨ちゃんだって、眠いでしょう」
    「いいわよ、昨日はあたしが独り占めしたんだから。これで公平でしょ?」
    情雨ちゃんはそっぽを向いて。
    「それに、これでもあんたには感謝してるのよ。こんな空間に独りで取り残されて、すこし心細かったの。昔のこととか思いだしちゃってさ……。あ、いや。ちがうの、忘れて。寂しかったわけじゃないのよ」
    「うん」
    せめて、ぬいぐるみの代わりにでもなれればいい。
    「何もできないけど、そばにいるよ」”[P.158]

    面白かった。
    思わぬ人が思わぬ人の血縁でしたって展開多いね好きだな。しかも二親等じゃなくて一親等っていうのが多い。
    ささみさん変態方面に傾いてきてる。
    第五話の表紙絵、よく見れば鬘の髪の毛も見えてるし袖も女物なんだね。
    希美ちゃんが可愛過ぎて!あの眼鏡の子とか、そんなそんな。
    スサノヲとの思わぬ関係にわくわく。
    保護者達の退場が辛い。ここで最後に二人が取り戻しにいこうとする展開が素敵。次が楽しみ。

    “「危ない!」
    希美ちゃんは咄嗟に周りの敵から剣を奪い、その暗殺者を斬りつけて無力化した。
    「おっと、今回のおまえはおてんばだな」
    「今回とか何とかよくわからないです、でも助けてくれたぶん恩返しをします」
    希美ちゃんは生真面目に語った。
    「下ろしてください。おんぶに抱っこでなくても、自分の身ぐらい自分で守れます!」
    その言葉に。
    青年は、とても嬉しそうに笑った。
    何だか懐かしい、大好きな映画の、とっておきのシーンを観たような——。
    上機嫌な態度で、青年は肩を竦める。
    「うーん、俺様はおしとやかな女のほうが好きなんだけどな。ママみたいな」
    「あなたに好かれてもしょうがないから、どうでもいいです!」
    背中あわせで、彼と一緒に戦う。
    その昂揚を悟られたくなくて、希美ちゃんは素っ気なくそう言った。
    青年は喜びに満ちた表情で、目の前の勇士を蹴り飛ばす。
    「いいね。俺様は肉食系男子だから、そのぐらい跳ねっかえりでも楽しめるぜ」
    八重歯が目立つ歯を見せて、豪快に笑うと。
    「ちゃっちゃと片付けて、ついでに世界とか救って——そのあと、おまえ俺様の嫁になれよ」
    「何を言ってるかわからないです!ほら、敵がいっぱいきますよ!」
    真っ赤になってやたら剣を振るう希美ちゃんを、楽しそうに眺めながら。
    「そうそ、おまえは八岐大蛇に食わせるには惜しい女だよ——お姫さま」”[P.222]
    続きを読む

    投稿日:2013.02.15

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。