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小島寛之 / 講談社現代新書 (23件のレビュー)
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hisamo99
十分に理解できたわけではないが、距離空間とか〈私〉のなかの数学とかは興味深かった。まだ「数学下手」にも達していない。 引き続き数学を学びたいと思った。。。
投稿日:2019.07.03
nekotuna
その昔(大学時代)「数学迷宮」の読者カード送ったら、著者本人から手紙来たのよね。 律儀な人だなあと思った記憶あり。 買わなきゃね。
投稿日:2018.10.14
electriccat
私が文系じゃないせいかいまいちよくわからなかったというのが正直な感想である。 ただ最終章は比較的わかりやすかった。小学生相手の授業風景だったからだろうか。 ここで子供達には二等辺三角形や正方形…の厚紙を渡し、いろいろな形を作らせる。そうすることで三角形や四角形の特徴を「発見」させるのである。 ところで「車輪の再発明」という慣用句がある。「すでに確立している知識、技術であることを知らずに(あるいは無視して)同じものを『発明』する」というくらいの意味で、どちらかといえば否定的なニュアンスで使われることが多い。「ぼくのかんがえたさいきょうの○○」とあえて平仮名で書かれるそれにもよく似ている。 要するに物知らずなのに賢しらな振りをして、という侮蔑であるのだが、こと数学の学習に関して言えば、この「車輪の再発明」が大切なのだと思う。 授業で習うくらいだからその解法、公式は既知のものである。だが別にそんなの気にしないでいいのである。数学というのは非常に良くできていて、多少乱暴に扱ってもそれなりによく動く。2*30=60は2+2+2+2+2+2+……+2=60でもいい。好きなようにぶん回してリバースエンジニアリングすればいい。 決まったインプットに対して決まったアウトプットを返してくれる面白いおもちゃであると感じられればよいのである。思う存分車輪を再発明しよう。 ネットでは掛け算の順序がどうだとか、習ってない解法を使ったからどうだという話が定期的に浮き上がっては炎上しているが、そういうのは好きな人にやらせておけばいい。そういう本質とかけ離れた下らない話が「数学嫌い」を生むのである。続きを読む
投稿日:2018.01.16
dai-4
文系頭に優しい数学の本を読んでみたくて入手。微分とか積分が、さほど分かりやすくなった気はしないけど、書かれていることはそれなりに理解しやすかった感じ。丸暗記せず、自分で公式を作っていく方法とか、興味深…い内容もそこそこ含まれていて、総じて内容は良かったです。続きを読む
投稿日:2017.02.10
reinou
このレビューはネタバレを含みます
2004年刊行。著者は東大理学部数学科卒、帝京大学経済学部環境ビジネス学科助教授。 ステレオタイプ的には文系学部=数学嫌いないし苦手とされることが多いと予想される。 しかし、著者の専門の経済学は、数学と切り離せない。あるいは物理における重要なテーマたる複雑系は、文理問わず有用なツールとなっている。 現に、両者を横断的に取り扱ってきた著者は文系=数学嫌いという概念を一蹴し、仮に苦手であるとしても、自身の将棋好きを例えとして現代数学の下手の横好きになってもらいたいと提唱する。 本書のテーマは、①セマンティックな日常の論理性と数学、②数学的に説明する民主主義、③神の存在証明は数学的になし得るか、④距離・距離空間と株価分析、⑤私とは何か等の哲学的命題と数学。
投稿日:2017.01.06
hidekopon
本書は、数学を好きになるための本。好きこそ物の上手なれというように、何かを学ぶためには、それを好きになることが一番である。 つまり本書は、文系の人間がつまづくであろうハードルの部分を低くし、数学の世界…へと誘う本。 http://critique.hatenablog.com/entry/2015/05/07/084932続きを読む
投稿日:2015.05.16
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