【感想】デイジー ~3.11 女子高生たちの選択~(1)

小林照弘, 草薙だらい, 信田朋嗣, ももち麗子 / デザート
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • insfeld

    insfeld

    再三、思い出したい。
    私は当事者ではないこと。そこに当事者がいること。当事者の経験や思いを、私はほとんど知らないこと。問題を考える前に、記号として語らないために、知らないことを少しでも知ろうとすること
    福島の女子高校生たちの物語。
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    投稿日:2016.10.29

  • hanamomo55

    hanamomo55

    生まれ育った福島。
    食べて応援は出来ないけど
    福島の複雑で重い感情は
    よく出ている漫画。

    読んでいて辛くて泣く。

    3.11前の福島に戻してよ。

    投稿日:2014.09.23

  • cjcskj

    cjcskj

     原発事故後の「フクシマ」の現状を知りたいという方には、まずこの漫画(全2巻)をお勧めしたい。10代の女性向け月刊誌に連載されていたため、存在を知らない大人が多いのは残念。小説『ピエロ――夜明け前』を下敷きに、綿密な取材によってリアルな被災者の声を代弁する。

     主人公は福島市内に住む元バンド仲間の女子高生。ごくありふれた彼女たちの日常は、3月11日の震災と原発事故で一変する。避難する友人との別れ、風評被害、故郷への思い、卒業後の進路、家族や恋人との葛藤、怒り、悲しみ……。描かれるテーマこそ深刻なものの、キャラクターの台詞や表情にみずみずしい感性があふれているのは、やはり少女漫画ならでは。改めて漫画という表現手法の可能性を知る。

     活動を休止したバンドメンバーと、仮設住宅で再び演奏することになった主人公が、住民を前に思いを語る名演説は必見。作者によれば、作中に登場する婚約を取り消された女性も殺人者呼ばわりされた米農家も、「総理大臣になって世の中を動かしたい」と言った子どもも、実在のモデルがいるという。(松ちゃん)
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    投稿日:2013.11.14

  • あかり

    あかり

    漫画喫茶にて読みました。

    3.11の東日本大震災をテーマにした作品です。
    正直、関西に住む私には衝撃以外何物でもなかった。
    政治家の語る復興と現実のギャップに自分を恥じた。
    それくらい、衝撃だった。

    投稿日:2013.10.16

  • mieron

    mieron

    東日本大震災、そして原発事故から2年。今だから知ってほしい、福島の女子高生たちの1年間の物語。(初版帯より)

    「ピエロ-夜明け前」という小説をもとに、自らも取材をして描かれたフィクション。

    余震も放射能も不安、でも明るく過ごしたい。一生懸命に生きる普通の高校生の姿があります。
    県外の人の偏見が辛い。そんな中でもなっちゃん先生の婚約者のような人もいて、ほっとした。
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    投稿日:2013.06.12

  • アイネクライネ

    アイネクライネ

    このレビューはネタバレを含みます

    取材に基づいた構成だけあって、かなりリアルな物語だと思います。
    萌ちゃんみたいな、偏見による悲劇に遭遇してしまった子も少なくないと思います。でも一方で、なっちゃん先生の婚約者・杉内さんのように、今も被災地に足繁く通って(移住して)くれる人もいます。
    被災した当時は、何の情報も得られないままに過ごす中で雨に打たれたこともありました。あの当時知ることができなかった福島県民(女子高生)の気持ちを、今ようやく知ることができました。
    彼女たちの葛藤の日々を、同じ被災者として、日本人として、見つめていきたいと思います。ぜひ日本中の女子高生に読んでほしいです。

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    投稿日:2013.04.26

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