【感想】アカイロ/ロマンス5 枯れて舞え、小夜の椿

藤原祐, 椋本夏夜 / 電撃文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
2
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • Altorose

    Altorose

    此の巻は兎に角激震でした。
    狂気に満ちた依紗子に供子が「世界を歪ませるのは愛だ」と云うのですが、
    恋を、ロマンスをこういう風に描いてしまうのだな…と大分驚きました。
    其れがとても私好みで、此の本が大好きになった訳ですが…。
    色々な秘密が此処で明らかになって、とても読み応えがありました。
    同じ恋でも、人によってこうも違う物かと、大変興味深かったです。
    続きを読む

    投稿日:2010.09.24

  • meishu

    meishu

    序盤のデートエピソードは微笑ましい限りでしたが、後半怒涛の鬱展開が・・・!
    色々と真実が明らかになってきましたけど、その全てが重く二人に突き刺さるのがもう、あまりに痛くて痛くて・・・。
    ここまでどん底に落ち込んで、幸せな結末になるのかどうかは判りませんが、最終巻たる次巻で二人がどういう選択をしていくのか楽しみです。続きを読む

    投稿日:2009.12.19

  • 不知火さくや

    不知火さくや

    クライマックス直前のこのスリル感がたまらないです!!
    正直、これまでのスリルなんて生ぬるい物だったと思い知らされました。

    * * *

    愛すること、愛されること。
    裏切ること、裏切られること。
    利用すること、利用されること。
    立ち向かうこと、目をそらすこと。
    人間であること、化け物であること。
    部外者であること、当事者であること。

    結局、人というものは自分が一番可愛いんだ。

    * * *

    「死」というものは、最高の愛の形だ。
    永遠に相手を捕らえることができる。
    灰原吉乃は、死んだことで永遠の少女となった。
    秋津依紗子は、愛する人に殺されることによって、永遠になろうとした。

    世界を歪ませているのは「愛」だ。
    続きを読む

    投稿日:2009.08.14

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。