0
岡嶋二人 / 講談社文庫 (18件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
りーり
1988年、日本初の屋根付き野球場が竣成した。 そのアーチ状の柔らかな見た目からBIG EGGとも呼ばれ、今日までプロ野球や社会人野球、ライブに各種イベントと数多くの人を収容し楽しませてきた施設、東…京ドームである。 本作はそんな完成直後の東京ドーム、巨人-阪神戦5万人の観衆の中、無差別殺人に踏み切った男のサイコスリラー。 文庫版の粗筋が下手だったのかな、随分と想像と違った作品でした。 ノベルス版の粗筋はしっくりくる、本作はある出来事をきっかけに自身を誇大させてしまった男の猟奇的暴走と狂気的思考を描いています。 続きを読む
投稿日:2023.01.18
Kurashina
展開が早く、サクサク読める。 面白いのだが、良くも悪くもストーリーが真っ直ぐ進みすぎている印象。 やはり少し裏切りもほしいところ。
投稿日:2021.12.21
nekotaro
アフリカから密輸入で持ち込まれた植物由来の猛毒性アルカロイドを偶然に手に入れた犯人は日頃から誰にも相手にされず孤独で陰湿な変質的性格で世の中に復讐するチャンスを伺っていた。 ひょんな事から手に入った…この武器は矢じりに少量付着させ相手に向かって撃つだけ、ほぼ即死で血も見ない苦しまない 遠隔で殺せる等陰湿で力の無い犯人には正にピッタリのの道具だった。 疑似恋愛している彼女の言葉から、東京ドームでの連続無差別殺人を実行する。 小説の冒頭から犯人の行動と一緒に物語は進行する、警察と密輸入者と仲間、犯人が野球場で錯綜しながら展開される連続殺人事件です。 犯人の動機、関係者との希薄な繋がり、犯人特定に繋がる第三の男の存在等、本格ミステリーには程遠い内容ですが、簡単な薬で簡単に人を殺せるこの簡単な作業に何故だか引き込まれたのは私だけですか、、、続きを読む
投稿日:2021.04.17
keikubo27
2017年1冊目。 今年の記念すべき1冊目は大好きな岡嶋二人作品。書かれた時代背景がやはり古いのでちょっと無理があると思ってしまうのだけど、犯人もトリックも分かっているのにドキドキしてページを捲りたく…て仕方ない衝動に駆られるのはやっぱりさすがだなーと。軽い感じでサクッと読めた。今年中に岡嶋二人作品はコンプリートしたい。続きを読む
投稿日:2017.01.04
isumi
1ページ目を見た瞬間から、とにかく文章の感じが好みで、一字一句逃さずに読みました。稚拙な犯人vs悪い大人vs優秀な刑事さん。2時間サスペンスとか相棒とか古畑とか…ああいった感じで気楽に読めます。
投稿日:2016.08.13
冬宮雪音
ひょんなことから簡単に人を殺せてしまう毒を手に入れる主人公。昔からおとなしく自分の気持ちを素直に言えない、引っ込み思案な子は物の力で強くなったと勘違いしてしまうのでしょうか。
投稿日:2015.01.31
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。