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岡嶋二人 / 講談社文庫 (14件のレビュー)
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1080magic
このレビューはネタバレを含みます
一人で考えても発想に限界。二人の個性がぶつかり、発想が止揚する。二人が化学反応のように合作する。そのようにして「おかしなふたり」の岡嶋二人ができた。 「電話だけが知っている」の制作過程が説明されていて興味深かった。 しかし多忙さの中で化学反応をする時間が取れなくなり、歯車が狂っていく。後半の「衰」への下り坂は痛ましい。
投稿日:2021.11.29
kiyom93
岡嶋作品の中では、評価は低い作品が多い。ただし、書かれたその当時を考えれば、よく練られた作品である。テンポの良さは絶品で、一気に読了。
投稿日:2018.03.05
keikubo27
2017年19冊目。 1月に既に読んでいたものを、増補版があるとのことなので別途購入。幻の未収録作品「はい、チーズ!」についてはそこまでではなかったけど、内容が既に分かっていてもやっぱり良くできてるな…ぁ、山本山コンビは好きだなぁ・・と改めて思った。 岡嶋二人作品の中では断トツに美郷が好きです。続きを読む
投稿日:2017.03.28
チカロック
主婦が大好きなお昼のワイドショーの1コーナー、本当にあった事件の再現フィルムを制作する山本山コンビが、取材をする中で本当の真犯人を見つけてしまうお話。 毎回ある同じくだりは流して読んでしまうけど、テン…ポが良くて楽しく読めました! このコンビ、まだまだ続きそうですね。 2人のプライベートも気になる❤︎続きを読む
投稿日:2016.11.30
zougan
『論理型ノッポと直感型チビの凸凹男女によるミステリー』 元々の出版が1987年とかなり昔の作品ですが今読んでも十分キャラが立っていて面白かったです。 ジャンルとしてはユーモアミステリかな。 ただ少し…ドラマ性が低く、その分論理に振った感じでした。 短編と言う事と展開が重くないと言う事もキャラクターとマッチしていて良かったです。 今回追加された「はい、チーズ!」に関しては他の収録作品と比べると少しキャラクターにぶれが感じられます。 全体を通しての感想としては、当時としては斬新だったかもしれないキャラクターも今読むと新しい何かは感じれない。 事件とその解決も驚天動地といった話では無い。 しかし、主役の二人は憎めないキャラクターをしているし、同様に話も素直に作られており、重くなりすぎず進むのにも好感を持ちました。 短編集と言う事もあり、時間が空いた時に気楽に読むのには良い作品だと思います。続きを読む
投稿日:2014.10.29
k1rin
山本山コンビが軽快に事件を追っていく。さらさら読めるけど、謎解きはしっかり作られてて、がっかりしない。登場人物も実在してそうないきいきした感じがあってよかった。
投稿日:2012.08.02
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