【感想】かってに改蔵(26)

久米田康治 / 少年サンデー
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
7
2
3
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • きりさめ

    きりさめ

    史上最高の打ち切りエンドで夢オチでした…
    普段物語で泣くことはないのですが最後は切なくて泣きそうになりました。
    ラストの設定が暗いところもツボです。まあ最後は希望がある感じですが。
    時々ネガティヴで猟奇的なネタが見え隠れするのも好きでした笑
    個人的にラストは絶望より切ない風味で好みです。
    設定、というか伏線がしっかりとして終われたのは絶望かなと思います。
    久米田先生大好きです。
    続きを読む

    投稿日:2016.04.24

  • mune-88

    mune-88

    実に楽しませてもらいました。
    地丹もすごく足が短くなりました。
    改蔵くんは良識?人になりましたし、
    羽海ちゃんは狂人になっちゃいました。
    自虐ネタもすばらしい!
    はぁ。
    それにしても、
    もっともっと読みたかった作品でした。

    おわり。
    続きを読む

    投稿日:2013.02.15

  • hisagouri

    hisagouri

    このレビューはネタバレを含みます

    数年前にネット上に転がっていた最終回だけを読んでしまって以来気になっていた『かってに改蔵』。普段ほとんど漫画を読まないせいか最初の方は下ネタがきつくてちょっと後悔しましたが、レンタルものなので根性で一気に読みました。

    ひねくれた目線で世相を斬る改蔵、周囲になじめずコンプレックスの多い羽美、内弁慶で器の小さな地丹君。どれも個人的に思い当たる節があり、ある程度自分と重ねて読んでいました。笑

    最終話を知ってしまってから読み始めたので、伏線らしきものを見つけるのも楽しみの一つでした。割と早い段階にそれらしきものを見つけたので、早いうちに結末は決まっていたんでしょうか。改蔵と羽美の性格の変化も、あとから思えばお互いバランスを取っていたんでしょう。小心者の地丹君もだんだんと「内」弁慶ではなくなっていきます。

    最終話はちょっと目が潤みました。潤んだというより泣きました(涙もろいです)。最初から全て読んだ後の最終話はやはり違います。ごちゃごちゃと賑やかな世界から抜け出したそこは真っ白な広い世界。苦しみの中で作品を描き上げた作者の心境ともリンクしているような気がします。夢オチのようで決して夢オチではないラスト。にぎやかなとらうま町での生活は終わったけれど、それはただの夢ではなく、「共同妄想」という名の一つの現実だったわけですね。

    この作品はギャグ漫画でありながら、根底にはネガティヴ(作者自身のネガティヴをキャラに代弁させたと思われる)があり、このネガティヴは割と好きなネガティヴです。笑

    絶望先生も読んでみようかな。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.09.11

  • やお

    やお

    “「改蔵… 元に 戻ったの?
    元の天才に!? 神童と呼ばれた 改蔵に戻った のね!?」
    「よくぞ 天才に 戻った!! いざ 勝負だ 勝 改蔵!!」
    「ウザい。
    オマエらの ような レベルの低い 人種とは、 かかわりたく ない。」
    「な…なんか少し 雰囲気 変わったけど…
    天才に 戻ったんなら それくらいは 仕方ないかぁ…」
    「あー、 いたいた 改蔵くん! コレ 借りたがっていた ビデオ。」
    「あ!」
    カシャーン
    「ちょっと 何するの? あやまり なさいよ!!」
    「アニメなど、 くだらん。
    どこを見まわしても おろかな者ばかりで ムシズが走る。
    低レベルの会話に、 低レベルの行動…
    くだらない人間に、 くだらない町… 吐き気すら する。
    とらうま町 など、 一度 消えて なくなって しまえばいい。」”

    とうとう最終巻。
    最初から考えていたのかという疑問を抱いてしまったが、それでもあまりにきれいすぎるラスト。
    “「今度こそ 本当に着れたね 羽美ちゃん。」”の台詞には思わず泣いた。
    カバー下みてまたぐっとくる。
    いやほんと、この少し説明不足っぽいラストがすごくこの作品にぴったりすぎてよかった。
    最後の最後のオチも。
    羽美ちゃん可愛いよ羽美ちゃん。

    “「これって 彼らが 作ったん ですよね?」
    「そう。 そして これが彼らの 創り出した街…
    とらうま町。
    街を創る事により 良い方向に 向かって 欲しかったの。
    グループによる 試みには 不安はあった けど…
    最初は ひとつの 名もなき普通高校から 始まった この街が、
    少しずつ 大きくなり… 人や物が 増え…
    ついには こんなに 大きな街に。
    そして この街で 彼等は… 永遠の 17歳を 演じていたの。」”
    続きを読む

    投稿日:2010.05.09

  • りぃこ

    りぃこ

    あ〜・・・ 最後はそうきたか。


    これ、絶対早い段階から結末決めてたんだろうな。


    緻密に計算されていて


    きれいな終わり方だし、本当によかった。


    おなかいっぱい。


    でも、デザート(続編)まだまだいけるよ!!(笑)続きを読む

    投稿日:2009.04.14

  • やこぜん/よーそろー

    やこぜん/よーそろー

    絶望先生書いてる人
    絶望先生と同じ?ジャンル
    当時たまにサンデーで読んでたけど、
    去年まとめて読んでみた。
    最終巻、ちょっとしんみり…

    投稿日:2009.04.01

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。