【感想】家族の食卓（１）

2017.1.14市立図書館（次女）
若い夫婦にこども二人、のような典型的な核家族のなかでおこるちょっとした波乱や心のすれ違い、わかりあえそうでなかなかわかりあえない、素直になれそうでなかなかなれない…関係。1話完結の掌編から3回続きの中編まで11の物語はどれもちょっとほろ苦いような、あ〜でもわかるなぁ、という感覚でうまい。続きを読む

時が経つと読み返したくなり、もう何度も読んでいる短篇集。
どの作品もそれぞれ味わい深いが、特に「トランプの家」が好きだ。

ある家族に焦点を当てた短編からなる作品。
主人公である父親や母親ら夫婦が育児・教育・人間関係に悩みを抱えながらも愛のある家庭を築いていく姿を描く。

連載されていたのが今から10年以上前と比較的古い作…品だが、当時読んでいた時の感動は今でも忘れられません。
この心温まる家族ドラマをぜひ家族の絆が希薄な今の世代に読んでほしいです。
文句なしの5つ星の「家族の食卓」オススメです！
続きを読む

タイトル通り、いろんな形の家族の短編集です。どの家にもドラマがあるんだなぁと。親視点の話なので、親の苦悩する姿がたくさん出てきます。親も完璧な人間じゃない。当たり前のことだけど、改めて気づかされる。