【感想】京都伏見の榎本文房具店 真実はインクに隠して

福田悠 / 宝島社文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • pokopoko0713

    pokopoko0713

    京都と謎解きとなれば読まない訳にはいかない。
    文具探偵だなんて面白そうと思い購入。
    3話までは面白かったけど4話でトーンダウンした気がする。
    知らなかった文房具の話がちょいちょいあってよかった。
    おばあちゃんの話しが1番よかったな。続きを読む

    投稿日:2024.05.25

  • サックリ

    サックリ

    「文房具×ミステリ 優しき文房具店主が謎を解く」

    祖母の文房具店を継ぐために東京から京都にIターンしてきた榎本史郎が謎を解いていくミステリ作品。

    全ての謎に文房具が関わっているのが見どころ。

    房具の豆知識を多数得ることができるため、文房具好きはもちろん、あまり興味ない方でも鉛筆や万年筆などに興味を持つきっかけになりうる作品。

    人の優しさを感じられる話もあれば、反対に人の汚い部分が垣間見られる話もありますが、全体的に後味が良い短編集だと思います。


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    投稿日:2024.05.19

  • wakanoa

    wakanoa

    このレビューはネタバレを含みます

    文具好きとしては、見逃せないタイトルである。
    タイトルや装丁から、ほわっとしたイメージを持っていたが、内容は第一話からなかなか重い。
    1〜3話は対象が故人ということで、イヤミスではないが、謎が解けてもスッキリとはいかなかった。
    なんとなくやり切れなくて、哀愁が漂ってしまう。
    主人公が感情を見せず、淡々としているので、余計そう感じてしまうのかもしれない。

    登場する筆記具を調べてみたが、どれもおしゃれで素敵だった。
    文具に対する説明も、物語の邪魔をせずしつこくなくてよかったと思う。

    続編を期待できるのかな。



    2024/05/15 07:20

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.05.15

  • 白珠

    白珠

    想いが乗せられた文房具。
    想いを託された文房具。
    様々な感情に彩られた文房具達がこんなにも活躍する小説を初めて読みました。

    面白かったです。

    謎解きの部分も面白かったですし、文房具の豆知識もとても興味深く読めました。
    どのお話も凄く良かったけど、私は第一話が一番好きでした。
    もちろん嘘を吐くのはいけない事だけど、相手を傷付けない、守る為の嘘ってこの世にはあると思うんですよね。

    出来ればシリーズ化して欲しい、そんな一冊でした。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.09

  • ホリコシアイコ

    ホリコシアイコ

    文房具が好きで、ネットで本の情報を見てすぐ予約、昨日受け取りました。

    元文房具メーカーのバイヤーで現在は祖母の文房具店を受け継いだ主人公が、身の回りで起きた謎を文房具の知識を用いて解明するミステリー

    連作短編小説集なのでサクサク読み進める事ができました。

    ミステリーが面白いのは勿論ですが、文房具の豆知識や主人公が住む京都の名物や光景の描写なども楽しめる良作。

    シリーズ化してほしい作品
    続きを読む

    投稿日:2024.05.03

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