【感想】ニューワールド 凪良ゆうの世界

凪良ゆう / 中央公論新社
(22件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • mmz9

    mmz9

    「ニューワールド」を意識せずに借りてしまい、「滅びの前のシャングリラ」を読む前に読み始めて、途中で図書館から予約していた「シャングリラ」が貸出可能とのことでそちらから読んだ。なんてタイミング。

    投稿日:2024.05.12

  • みえすけ

    みえすけ

    読まなくても良いかなと思ったけど やっぱり読んで良かった。凪良さんのBL作品は知らないけどいつか読んでみたい。そして『ニューワールド』を読めて良かった。

    投稿日:2024.05.09

  • もんぶらん

    もんぶらん

    【きっかけ】
    推し作家凪良ゆうさんの対談集が欲しいと思ったから。

    【あらすじ】
    2度の本屋大賞受賞、BL作品の世界的大ヒットを成した人気作家が語る、小説への思いとは?対談やコミカライズ、全作品インタビューを1冊にまとめた、凪良ゆうを深く知るための必読書!(Amazonより)

    【心に残ったところ】
    ◉「だから、人間関係は『お前とはわかりあえない』というところからスタートする方がいいと思うんです。わかりあえないことを認めた個人同士が、それでも繋がっていく過程を、小説の中で描きたいと思っています。」

    ◉「ひどい目いnあう人を描くことによってしか得られない、心の栄養素があると思うんですよ。それは見る側読む側に回った時も同じで、ちょっと気持ちが落ち込んでしんどい時こそ、暗い話を欲したくなる。優しい物語よりも暴力的な物語の方が、行き場のないエネルギーだったり疲れた心を、かえって慰めてくれることがあるなあと思うんです。」

    ◉「今つい普通という言葉を使ってしまったんですが、『普通の人』なんてどこにもいないんだろうなって思うんです。外からは普通に見える人でも、心の中に秘密があったり、世の中にとっては多数派ではない部分をなにかしら持っているんじゃないかな、と。」

    【感想】
    いろいろなところをつまみ読みした!こういう読み方をするのは久しぶりで楽しかった!

    一番読みたかったのは町田そのこさんとの対談。
    「推しと推しが喋ってる〜!!!」と大興奮。
    凪良さんと町田さんは推し合っているらしい。
    そういう仲良しなところも垣間見れてなんとも至福だった。
    推しに紙吹雪をまくタイプの町田さんと、奥に引っ込んでジーッと見ている凪良さん。タイプも違って可愛い。笑

    他にも、「違国日記」のヤマシタトモコさんや、亡くなってしまった山本文緒さんとの対談があって、それぞれの話も首もげるほど頷いた。
    編集者同士の対談も新鮮だった。
    きっと垣根を越えて凪良さんチームができているのは、お人柄によるものなんだろうなって会話から感じることができた。ほっこり。
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    投稿日:2024.05.04

  • ミステイク承知の助

    ミステイク承知の助

    凪良ゆう先生ファンブック
    対談、編集者座談会、ヒストリー、浅野いにおが描く「滅びの前のシャングリラ」コミックちょっと、同じくシャングリラのスピンオフ
    あの物語達がどうやって産まれたのかが垣間見れる

    投稿日:2024.05.02

  • mayの本棚

    mayの本棚

    このレビューはネタバレを含みます

    凪良ゆうさんが今まで行ってきた対談やインタビュー、出版社の垣根を越えた担当編集者の座談会、そして『滅びの前のシャングリラ』の漫画家・浅野いにおによるコミカライズ(期待して読み始めたらたった4頁でしたが…)とスピンオフとなる掌編小説、などなどを一冊にまとめたものです。

    【対談】は以下の6人です。
    ●橋本絵莉子さん(ミュージシャン)
    元・チャットモンチーのボーカルを担当、現在はソロ活動中。凪良さんが『滅びの前のシャングリラ』を執筆する上で、チャットモンチーの楽曲『シャングリラ』にインスピレーションを受けたとのこと。

    ●芦沢央さん(作家)
    代表作に『夜の道標』『許されようとは思いません』『汚れた手をそこで拭かない』など。私は未読の作家さんなので、凪良さんが好きだと語っていた『僕の神様』『カインは言わなかった』あたりを読んでみたいですね。

    ●ヤマシタトモコさん(漫画家)
    凪良さんがBL作家としてデビューした同じ年にヤマシタさんもBLコミックスデビューをした、言わば同期。代表作の『違国日記』は実写映画化の予定。

    凪良さんが小説を書くうえで一貫している「個人と個人は違うということを認め合ったうえで、分かり合えないことを分かったうえで、でも分かり合うための努力をしよう」というスタンス(69頁)はヤマシタさんの作品にも通じるものがあって、私は凪良さんの作品のそういう部分がとても好きで、なんだか納得しちゃいました。

    ●町田そのこさん(作家)
    私の大好きな町田さんと凪良さんの対談だなんて最高です。そもそも町田さんの『52ヘルツのクジラたち』の帯に凪良さんがコメントを寄せていたのをきっかけに凪良さんの『流浪の月』を読みました。これからもお二人を「推し」ていきます。

    ●榎田ユウリさん(作家)
    BL作品では榎田尤利、非BL作品では榎田ユウリと名義を変えて書かれている、凪良さんにとっては大先輩。残念ながら存じ上げず、すみません。お二人ともBLというジャンルについて熱く語っておられました。あぁ…積みっぱなしの凪良さんのBL作品『美しい彼』も読まなくちゃ。

    ●山本文緒さん(作家)
    凪良さん憧れの作家さん。私は『自転しながら公転する』しか読んでなかったんですが、凪良さんが大好きだという『恋愛中毒』読みたくなりました。この対談の最後に山本さんから凪良さんへ「恋愛小説のバトン、託しますね」との言葉が…。山本さんはこの対談の数ヶ月後に膵臓癌のため亡くなられました。


    【掌編小説】
    『滅びの前のシャングリラ』のスピンオフとなる掌編小説「ニューワールド」は、17歳の友樹の視点から語られる、世界が滅ぶ最期の瞬間…救いようのないラストに友樹が光をくれました。すごくよかったです。改めて『滅びの前の〜』を再読したくなりました。


    この本を読んだことで、「あぁ、やっぱり凪良ゆうさん大好きだなぁ」と改めて実感しました。

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    投稿日:2024.04.28

  • rieko

    rieko

    こういうファンブックは、普段読めない作家さんの為人が垣間見える気がして好き。その作家さんの全作品リストや書いた当時の思い、様々な方との対談なども楽しいし、今作は滅びの前のシャングリラのコミカライズと掌編が入ってたのがとても良かった。続きを読む

    投稿日:2024.04.26

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