【感想】MBA保有の脳科学者が教える 年収1億円の人になる「強運脳」

上岡正明 / 宝島社
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
0
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • whitesheep11

    whitesheep11

    投資系YouTuber、企業経営者、脳科学者といった様々な顔を持つ著者。





    チャンスを作りたければ、第一歩としてノートに目標を書くことをすすめている。





    どこかで聞いたようなことだと思うが、「強運」を引き寄せるには必要なことだと述べている。





    人間の脳というものは、あらかじめ結果をインプットしておくと、暗示がかかったかのように、その目標や進むべき方向に対して、進んでいこうというパターンやプロセスを作り上げるようです。





    このようにいい方向に脳のプログラミングを書き換え、運をたぐり寄せる。






    「予祝(よしゅく)」という、日本に古くからある風習を例に挙げている。





    どんな風習かというと、農家が豊作を祈り、1年間の農作業や秋の豊作をあらかじめ実演する呪術行事。





    著者は、古臭いと片付けずに予祝の効果に目を向けている。




    「予祝」の反対は「予呪」だな。





    ネガティブ思考で、「どうせ俺(私)なんか馬鹿だから」と口ぐせのように言っている人は、知らず知らずの内に、出来ない自分を作り上げていることになる。





    これでは強運ではなく、凶運を引き寄せて、貧乏神や悪魔とスキップランランになってしまう。




    では具体的にどうすれば良いのか。





    「着手点スピードサイクル・メソッド」を著者は提案している。





    次の6つを繰り返し行うことだ。




    1.ライバル調査


    2.最初の着手点を決める


    3.模範行動


    4.検証のための行動


    5.次の着手点を決める


    6.オリジナル行動





    「ありのままの〜♪」の歌が数年前流行した。





    生きていれば、ありのままでいるのは難しいので、憧れもあり流行ったのかな。




    著者は「欲望に素直になることで、強運は引き寄せられる」と述べている。





    お金を汚いものと思ったり、清貧思考やコミュニズムにかぶれてひねくれたところで、強運は逃げていく。





    宝くじ発売の時期になると、いつもの光景をニュースで見る。




    それは当選者が出やすいとされる宝くじ売り場に行列ができる。




    この光景を見て、「楽して金を儲けたい」と思っている人はいるじゃないか。






    投資について9割の投資家が儲からない理由を10個挙げている。




    1.金融リテラシーが低い


    2.投資の勉強をしない


    3.分散投資をしない


    4.一度に大きな金額を投資してしまう


    5.自分の勝ちパターンを知らない


    6.常に相場を張っている


    7.損切りをしない


    8.余裕資金を持たない


    9.長期トレンドを味方につけない


    10.複利を味方につけない




    投資と言っても誰かが見ているすすめた銘柄を買えば、「億り人」なんてそんな甘いことはない。





    本に書いてあることの実践、積み重ねだな。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.15

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。