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伊東潤 / コルク (4件のレビュー)
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mar0210
夢でありんす→絵師に娘は最初からおらず絵の精かなんかだった。又は春日野は既に死んでいて幽霊が絵を描いていた。さあどっちだ? 儚くて好き。 山の話→最初は暴君の話かと思ったら又蔵がマタギの知識を駆使して…追っ手から逃げる攻防が非常に面白い。最後の落ちも良かった。続きを読む
投稿日:2024.04.09
格
面白い。手に汗握り一気読み。しかし荒唐無稽とも言える。 三作品からなる。 一。話を作りすぎ。 ニ。ちょっと落ちはひどい。思いつかなかったか。 三。よく出来ている。義格の性格ががなかなかいい。しかしこれ…は史実と矛盾なく作ったのか。調べたくなってくる。続きを読む
投稿日:2024.04.01
KOKORO64
①主君の汚名を晴らすため佐渡からの脱出を試みる男、②画家である父の作品を完成させるために吉原から脱出する花魁、③異常な藩主の命により、昔の仲間を追うマタギ。本書の半分を占める③が良かった。 いつもの図…書館の新刊コーナー?にあったので、装画に惹かれて、手に取りました。たまにはこんな小説もいいかな。続きを読む
投稿日:2024.03.23
へろ
窮地から逃げた罪人を追う時代小説。 忠義を重んじる中間の杢之助の佐渡抜け、人情に絡んだ花魁の足抜け、無謀な藩主に追われるマタギの男。 追われる者と追い詰める者のせめぎあいを緊張感をもって描き、追う者の…葛藤や逃げる者の理不尽な罪状が読者に咎人へと感情移入させ、物語をより興味深く誘ってくれる。 逃げる、追い詰める、単純な図式だが面白い小説だった。続きを読む
投稿日:2024.03.12
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