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小田菜摘 / 講談社タイガ (2件のレビュー)
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総合評価:
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akizomickey
著者の平安ものを楽しく読んでいますが、まさかの近代宮廷。変わらず衣装やしきたりがなんか専門ぽくって惹かれたけど、あまりにもお母さんとの関係が悪くて読後感は爽やかではない。でも続巻出たら買っちゃうだろう…な。 2024-012 続きを読む
投稿日:2024.03.11
いこ
このレビューはネタバレを含みます
近代の帝室宮殿やら宮中女官については全く知らない人間だったので、その世界に触れられるだけで楽しめる作品だった。 フィクションなので、御一新やら幕政時代の話は出てきても、その先の歴史は日本そのままではないようだが。 如何せん、詳しくなくて判断のつけようがない。 それはさておき。 海外暮らしが長くて特に英語が得意、一方で日本の風土に馴染めなかった主人公が、母親から勧められた縁談を断るために宮中女官として働くという物語。 運命的な出会いをした高辻氏とのもどかしい恋模様も見所。 この母親がね、逃げ切ったと思ったら最後の最後にラスボスのように登場してきてうんざりしましたね。 帯にばっちり「毒母」書かれちゃう人ですから。 外国に染まらなかった主人公の妹は溺愛して、主人公の幸せは願わないという母親にあるまじきキャラなんですが、最後に対峙する頃には主人公も成長してますから。 彼女が日本で息苦しかった根本原因である母親に、ちゃんとやりあえたのはよかったと思う。 それまでの道のりは険しかったけれども。 帝室宮殿に入ってからも、気苦労が絶えなかったからなあ、彼女。 それでも、毎度実家にいるよりまし言っているあたりが、うわー。 帝室宮殿にも、主人公の立場が色々特殊だったこともあって妬みやっかみ受けていたんですけど、その点は母親との対峙前に自らの行いで緩和できてましたしね。 ちゃんと上司が守ってくれていたし、敵視されていた相手を最後に落とせたのがでかかった。 高辻氏もね、守ってくれていたし、困っているときにはちゃんと力になってくれるヒーローでしたから。 このもどかしい二人の恋心は、ちゃんと花開き切る前に終わった印象。 続きがあるような書き方だったので、続刊あるのかな。 もしあるなら読んでみたいと思える作品でした。
投稿日:2024.02.03
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