【感想】自分は死なないと思っているヒトへ

養老孟司 / だいわ文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • jour_ferie

    jour_ferie

    養老孟司先生の本。おもしろい。


    知る、ということは自分が変わるということ。
    知る、ということは危険なこと。(癌の告知の話より)

    自分がコントロールできないもの、自分の意識や意志が通らないもの=自然 という考え方がとてもおもしろく、また共感した。

    山とか森とか人の生死はもちろん、コントロールできない予測不可能な行動をする「子供」や、部屋に現れるゴキブリ。

    手入れされた里山は、そういう意味では自然とは少しちがう。

    今の世の中は脳化、意識化、都市化している。自然を嫌い、自然をなくそうとしている。

    少し難しい部分もありましたが、おもしろく読むことができました。また整理しながら再読しよう!
    続きを読む

    投稿日:2024.03.04

  • agesoge

    agesoge

    長い春節休みに台北のCafeで読んだ。ここは都市だから心地よいのかなと思う。中国の無錫より秩序がある。冬に暖かいのも良い。人も親切。都市と自然について色々と教えてもらえた本でした。中国の田舎を歩いてみたくなった。台湾の田舎も歩いてみたい。どう感じるだろうか?続きを読む

    投稿日:2024.02.15

  • 9678

    9678

    本作は既出版のリメイクですが、今に通ずる内容が多く、養老先生の数あるエッセイの中では、読みやすくお薦めです!

    投稿日:2023.11.27

  • ほんのむし100

    ほんのむし100

    養老節炸裂!
    自然との向き合い方
    「手入れ」という考え

    自分は一般の家庭に比べて
    「死」が身近な環境で育った

    大正時代辺りの作家を読んで
    しっくりくる感じがしたけど
    その理由のひとつとして
    「死」が今より身近だった人達の
    作品だからなんだなと気づいた




    続きを読む

    投稿日:2023.11.20

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