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児玉真美 / ちくま新書 (27件のレビュー)
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総合評価:
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xl88307
最初の方は各国での法令や運用、裁判になったケースなど、安楽死を検討するにあたって懸念される事項を客観的に公平な立場で紹介していたが、途中トリアージの話の辺りから著者の状況をふまえた強い反対への主張が感…じられるように。すべり坂を懸念するのは分かるけど実際に希望する人もいる訳で、まずは厳格な運用から始めてみるのがフェアだと思った。続きを読む
投稿日:2024.04.26
aybug03
ある意味想像を裏切った内容でした。 自分には関係ないと思っていたが誰もが向き合う瞬間がある。 是非一読してほしい。
投稿日:2024.04.14
E.Mogura
本書を読む前までは、自分の中では安楽死を尊厳死と同じようなものと考えていて、自分が死にたくなった時に好きに死ねる制度の何が悪いのか・・・で、本書にやたら出てくる「すべり坂」という表現に、失礼ながら少々…うんざり感もあったんだけど、半分くらい読んだところで、著者が重度の障害を持つ娘の母であるということがわかってようやく腑に落ちた。 筆者の言いたいこともわかるが、全肯定もできない、重くて考えさせられる内容であった。続きを読む
投稿日:2024.04.13
ピコ
16…善意から障害のある人を消すという問題解決に思考を転じること 19…消極的安楽死と積極的安楽死の区別 一章から
投稿日:2024.03.25
suzuka
2023/12/23予約 28 安楽死を望む人ができるように、という考えを持っているため合法の国であればよかったのに、と思う。 それは自分の揺るぎない意志で行われるもので、医療者や家族間の都合で決めら…れるものではない。 でも合法の国で起こっていることは、このような危惧していることだったりする。 危険もはらむ法律だろうが、デメリットだけでもないと思う。 超超高齢化社会の日本でこそ、待ったなしの法整備が求められているのではないだろうか。続きを読む
投稿日:2024.03.24
肋骨臀部
終末期の患者がこれ以上苦しまないようにと善意で導入された尊厳死が、安易な解決方法として世間の選択肢に変わっていく過程が怖い。無益な治療の「無益」は患者にとってから社会にとってへと無邪気に変容するのも怖…い。死を勧める前に福祉を充実させるべきという意識は常に持っておかないと落とし穴にはまりそう。続きを読む
投稿日:2024.03.20
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