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凪良ゆう / 講談社 (613件のレビュー)
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ayapan
「春に翔ぶ」 汝、星の如くで北原先生が大好きだったけど、過去を知ってもう神様レベルでいい人すぎました。他人にも優しすぎる両親の血を完全に引いてます。側から見ればいい人だけど、他人の借金のためにはお金を…貸すのに、息子の学費は出せないなんて、やっぱり腑に落ちない。なんとなく、北原先生は少しぽっちゃりした人をイメージしてます。 「星を編む」 作家を支える植木さん(男)と二階堂さん(女)という2人の編集者の話で、凪良ゆうさんの編集者に対する想いもあるのかなぁ。 ジェンダー問題として、二階堂さんの離婚に至る旦那さんの言い分は、なんかスッキリしないというか、女性のことを考えているようで、実はすごく冷酷でやられた感。 亡くなってもなお、櫂くんを慕ってくれる編集者がいることで、読者の心も救われる。 「波を渡る」 互助会という結婚をした北原先生と暁海。だけど年月を重ねていくうちに、普通の夫婦になれた2人が可愛らしくてほっこり。北原先生やっぱり好きだわ。娘の結ちゃんや孫のセレーナ、さらに暁海の父と瞳子さんや、暁海の母親も再婚。もう血のつながりがどこにあるのか複雑すぎる暁海の親戚関連。血のつながりよりも、分かり合える関係にじんときました。続きを読む
投稿日:2024.05.06
ぴっち
前作から気になっていた北原先生の過去が明らかになり期待通りで安堵しました。 間の編集者の話は個人的に要らなかった気がします。最後もあんなに長くしないで北原先生としあわせになったところで終わりで良かった…かな〜 続きを読む
Moyu
上手く言葉にできない… 切ないけどあたたかい気持ちになる。 色んな感情が混ざったまま。感じたことはたくさんあって結論づけることができない。 でも読んで良かった。
デイジー
汝,星のごとく の続編。なんだけど、 汝、星のごとくの内容を朧気にしか覚えていなかったので、失敗したと思った。 星3つなのは、物語としての面白みが少なかったから。最初の「春に翔ぶ」だけが面白かった。… その後の物語もつまらない訳ではないし、 心に残る文章も沢山あったし、 登場人物の葛藤や感情を読むのはとても面白かった。 凪良ゆうさんの作品の好きなところは、 血縁ではない関係の人々が お互いを求め合い、大切に想い合う所が好き。 かわいいという言葉について書かれていた箇所があって、私の友人にも「かわいいって見下されてるよね」っ言う子がいたけど、私は、自分がかわいいと言う時は、心が跳ねたり、愛おしくなった時にしか言わないから、ネガティブな単語ではない。 以前「女子高生たちは何を見てもかわいいと言うがそれは、1番の褒め言葉で自分が言われたいから。」 みたいな文章を読んだ時は、書いた人いぢわるだなと思った。 小説にもあったように、言葉の捉え方というのは 人それぞれなので本当に難しいと思う。 ちなみに、私は「さすが」って言われると、 とても不愉快で見下されてる気分になる。続きを読む
Toshiko
「汝、星のごとく」は若い2人が切なくて儚くて美しかった。 「波を渡る」は、1人残された暁海ではなく、北原先生と共に歳を重ねていく暁海がいた。お互いを思いやり歳をを重ねていく大人の2人の愛の形も美しく、…穏やかな気持ちで本を閉じた。 表題「星を編む」はあの当時の担当編集者2人の話。 彼ら編集者がいなければ、素晴らしい才能も私たち読書のもとには届かない。 「星を編む」…なんて素敵なタイトルなんだ。 続きを読む
投稿日:2024.05.05
おーみや
続編かーとかそんな気持ちで読んで本当にごめんなさい。とても面白いです。 後付け設定とかじゃなくてただ本編に入れれんかっただけなんやなって強く思います。 辛いことを乗り越えた後の話って感じで本編ほど苦し…い部分はなかった。続きを読む
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