【感想】名探偵じゃなくても

小西マサテル / 宝島社
(85件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
8
44
25
5
0

ブクログレビュー

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  • ユウタ

    ユウタ

    人を思う大切さを教えてくれる小説。

    『名探偵のままでいて』の続編をやっと読むことができました。
    読んでいるうちに、前作の内容が自然と思い出せる言葉選びが良かったのか、読んでいるうちに全体を思い出すことができました。

    個人的に、第三章の『泣いていた男』が良かったです。目が潤ってなりましたね。
    四季のミステリーの舞台もかなり面白そうでこんな舞台があれば面白いと思います。

    前作と同様にミステリー作品に精通な人が読むと内容が格段に面白くなるのだと思います。自分は、まだまだ知らないことが多いのだと実感させられました。

    それでも、この世界観はとても好きです。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.06

  • コロ

    コロ

    続編。まるで目の前で事件を見ていたかのような、解決の仕方がスマートでかっこいい。
    登場人物の真っ直ぐで、優しくて、尊敬しあえるところが、ミステリー要素を上回る、この本の好きなところ。気持ちが落ち着く。

    投稿日:2024.05.01

  • ひなみさ

    ひなみさ

    続編。描写がちょっと難しいところがあるけれど、想像しながら読んでいくと色々繋がる。おじいちゃんの症状は少しずつ進行、楓さんを取り巻く環境も少しずつ変化。怖いこと、愛することの深さなど、たくさん組み入れられていた。続きを読む

    投稿日:2024.04.30

  • ムンムン

    ムンムン

    読みやすくてすいすい読める。ちょっと強引すぎる推理と、ちょっとくさい感動ストーリー展開が気になったが、心をほっこりさせてくれたから、読んで良かったと思う。

    投稿日:2024.04.25

  • NFCC図書館

    NFCC図書館

    クリスマス直前、居酒屋で“サンタクロース消失事件”について議論していた楓たちは、紳士然として男性・我妻に声をかけられた。彼はかつて小学校の校長を務めていた楓の祖父の教え子なのだという―。(e-honより)続きを読む

    投稿日:2024.04.23

  • コプ眠

    コプ眠

    「名探偵のままでいて」続編。
    楓は相変わらず岩田と四季の二人に対して特別な感情に踏み込めない臆病な心のままでいる。そんな三人で過ごすクリスマスに明かされる岩田の昔のエピソードから始まります。
    楓の祖父のレビー小体認知症は少しずつ進んでいる印象。でも、変わらず時々意識が元に戻り、安楽椅子名探偵となります。
    このシリーズ全体に言えることですが、主要登場人物達が優しく、小説全体がふわっとした空気感があるにもかかわらす、かなり重い過去を持つ人が多く、幸せになりきれないエピソードが多いこと、小説や映画が数多く引用され、好きな人にはたまらない世界観なこと、そして楓が二人のうちどっちを選ぶのか!
    今回もう一人イケオジ登場しましたが、こちらは恋の相手にはならなそう。最後、ついに楓も一人を愛してることを自覚するような表現あるものの、えっ、これはどっちなの?と何回も読み直し、結局よくわからず。多分…、だよね。ああ、それだけはやたら気になって続々編読んじゃいそうだ。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.22

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