【感想】サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之 / 河出文庫
(42件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
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ブクログレビュー

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  • オラまる

    オラまる

    一度読み挫折したことがある。だけど、最近になってまた読もうという気持ちがムクムクと生まれた。ので、図書館で借りて期限という制限を利用して読んでみた。人類の歴史をさまざま分野から考察と解説していて面白い。自分が好きな分野だけでも読むのもおすすめ。貨幣からみた視点、人類が誕生した時からの視点、宗教や帝国からの視点、差別や価値観による視点などがあった。続きを読む

    投稿日:2024.04.30

  • jumpinjackboy

    jumpinjackboy

    全世界で話題になった書籍。全体的に非常に興味深く読むことができたが、なかでもおもしろかったのは「認知革命」の話。第2章の章題はズバリ「虚構が協力を可能にした」で、どういうことかといえば、宗教も法律も会社もすべては「虚構」であり、それを信じたことが今日のサピエンスの繁栄に繫がっているという。説明を聞いてなるほどと思った。認識したことはなかったが、この世はすべて「虚構」なのだ。このことを知ることができただけでも大きな学びであった。むろん、上下巻にわたる大作なのでほかにも示唆に富む内容で満ち溢れているのだが、とにかく充実した読書体験をすることができた。続きを読む

    投稿日:2024.04.29

  • norun

    norun

    ホモサピエンスとはなんなのか、どういう成り立ちなのかが非常によくわかる良著。

    宗教とはなんなのか、なぜ人は噂話が好きなのか、なぜ組織は大きくなると崩壊しやすいのか、、、
    世の中でなんでだろう?と思われる一般的な疑問が7万年前から説明してくれるので思わず頷くしかありません。

    また、何万年、何十万年という長い年月の中で進化を続けるホモサピエンスですが、個人が生きていけるのはわずか100年。

    その間に個人の意思で種に何かをもたらすことは不可能だと悟り、自分の好きなことを自分勝手にやっていこうという気楽な気持ちにもなれました笑
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    投稿日:2024.04.14

  • ming

    ming

    虚構の上に成り立ってきた人間社会
    私たちが善悪判断してきたものが一瞬にして曖昧な感覚だとわからせる
    私たちの感覚は昔の人々の感覚に対して私たちが違和感を覚えるように、絶対的なものではない
    それを知らずに生きているのが私たちなのかも
    帝国によって取り込まれた文化たち、僕もアメリカに行く目標があるが、私自身のアイデンティティはどのように受け継がれていき変わっていくのだろうか
    続きを読む

    投稿日:2024.04.13

  • 1876806番目の読書家

    1876806番目の読書家

    狩猟採集民族であったことについて学べたの良かった〜
    すごい俯瞰的な視点で人類について知れて、確かに世界への見方が変わった気がする
    「想像上の秩序」の話が特に面白かった、
    あとveganの気持ちも少しわかったのと、宗教、帝国の歴史など、人間至上主義じゃない視点で書かれていることが面白かったし腑に落ちた。続きを読む

    投稿日:2024.04.10

  • リリー

    リリー

    これ書いた人の頭ん中どーなってんの??ってくらい面白い!!!
    こんな視点から見ることもできるんだ、そんな解釈もあるのねと新しい発見がたくさんあって、ワクワクが止まらず一気に読んでしまいました!
    1/3読んだところで下巻を買いに走りましたw

    人間って愚かだなー、全然学ばないなーってがっかりもするけれど、、、
    続きを読む

    投稿日:2024.04.08

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