【感想】黒い絵

原田マハ / 講談社
(97件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
3
23
39
21
4

ブクログレビュー

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  • ひな

    ひな

    原田マハのファンはこういう方向性を期待していないと思う。ある程度ファンがついたのだから冒険しなくてもいいように思うけど…。書きたくて書いてみたジャンルじゃないように思うし。途中からエログロどこ言ったのって感じになった。
    綿谷りさや彩瀬まるもそうだけど、最近の作家は自分の作風に合わないジャンルも書かなきゃいけないんだろうか。
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    投稿日:2024.05.19

  • kentoriko

    kentoriko

    黒い絵とは、人の黒い部分を描いた初期の挑戦的な短編集に最新作一編が入った本だった。評価が低いと思ったら、いつものアート小説の原田マハさんを期待する人には想定外だったのだろう。特に最初の作品は、確かにパンチが効いていた。
    インタビューを読んで、意図的にアート小説に幸せになるように描く一方、ノワール小説をモネの睡蓮の池にも暗い底があるように、描いていきたいとの宣言のようだった。
    全て一気読にして、その意図がわかって面白かった。
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    投稿日:2024.05.13

  • 23

    23

    原田マハさんの作品の中で、初めてのどす黒い深い底の淵に佇むような本でした。
    色々な意味でドキドキしながら読みました。
    黒い絵というタイトルに込められたいくつもの話には、それぞれの黒があり、心の黒い部分を開けていく恐さ、重さがあり、あっという間に読んでしまいました。続きを読む

    投稿日:2024.05.12

  • やっさん

    やっさん

    DOPEマハ

    ってな事で、原田マハの『黒い絵 Les tableaux noires』

    黒い絵
    深海魚
    楽園の破片

    キアーラ
    オフィーリア
    向日葵奇譚

    の短編集。

    マハさんの新たな扉を開けた1冊じゃないかと。

    賛否両論あるみたいじゃけど、わしは頗る良いと思った。

    今までのマハさんには無かったエロティシズム、ホラー、ミステリー?とアートを絡めた新境地開拓した様な内容じゃね。

    百田尚樹さんの『幸福な生活』の様な最後の数行でトドメを刺す感じが似てたかな

    マハさんも模索している様な感じで、初々しさを感じる文章がキュンときましたとさ

    2024年13冊目
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    投稿日:2024.05.11

  • 坂たあ

    坂たあ

    いつもと違う原田マハさん。
    ノワール小説とは…初めてのジャンルかもしれない。
    人の心の黒い部分を深く描いているような、浅くなぞっているような読後感。
    6つの短編集、それぞれ結論がよくわからない終わり方
    短編だから、それもアリなのかもしれないけれど、
    私的には中途半端感がぬぐいきれない感覚でした。
    原田マハさん上級者には面白い作品なのかも…ですが、初心者には難しい題材かもしれません。
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    投稿日:2024.05.09

  • こむぎ

    こむぎ

    『オフィーリア』を読むために購入しました。
    原田マハさんの作品は『本日は、お日柄もよく』しか読んだことがないのでだいぶ驚きながら読みました。何度もほんとに同じ作者さんなの?と疑いました笑
    個人的には『深海魚』と『オフィーリア』が好きでした。
    『深海魚』の独特の世界観がすごく素敵でした。ラストはイヤミスっぽいけどそれもまたいい!
    『オフィーリア』は『地獄変』(芥川龍之介)のオマージュ的作品なので、『地獄変』を知っているとさらに楽しいかも。
    『キアーラ』と『向日葵奇譚』はよく分からなかったのでもう一度読んでみようかな。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.07

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