【感想】ひゃっか!

今村翔吾 / ハルキ文庫
(27件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
8
12
6
0
1

ブクログレビュー

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  • あっきー

    あっきー

    アオハルってやつですな
    そう、運動部だけが青春じゃあありません
    歳がいくほど花が好きになるものですが
    若くして花を愛でるこの子達の熱い思いと爽やかな恋心に拍手と花束を!

    投稿日:2024.04.23

  • いちご大福

    いちご大福

    大好きな作品とリンクしていた。ワクワクしたりドキドキしたり、花いけバトルってなんだか楽しそうって登場人物と同じ目線で読むことができた。歴史小説でも時代小説でもない今村さんの作品も、やっぱり情熱的で気持ちを動かされた。続きを読む

    投稿日:2024.03.17

  • harutomo0307

    harutomo0307

    初の今村翔吾作品。
    時代もの(歴史もの)のイメージが強かったけど、こんな作品も描けるんだねって初めて読んだんだけども。。。
    貴音がイケメンすぎる。
    花いけバトルの存在は知ってたけど、ステージを見たことはないので、機会があれば観てみたい、と興味は湧いた。
    作品としては、青春モノ。
    爽やかさがそこかしこに溢れてるが、ストーリーがやや出来過ぎ感。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.12

  • 1000

    1000

    高校生のいけばな…はないけバトル。

    私にとってはつっこみどころ満載の中学生レベルの作品。
    なぜ、こんなに評価が高いのか。
    期待しすぎたのか…

    投稿日:2024.02.15

  • ますたぁ

    ますたぁ

    花いけバトルに青春を捧げる高校生の物語

    以下、公式のあらすじ
    ------------------------
    かるた、書道、なぎなた、次は……生け花!
    花を愛する女子高生・春乃と大衆演劇の花形・山城貴音のコンビが頂点を狙う!
    シリーズ累計30万部突破「羽州ぼろ鳶組」で大注目の著者が贈る青春ドラマ!

    都内に住む普通の高校二年生、大塚春乃。彼女は昨年の「全国高校生 花いけバトル」決勝を見て以降、この大会に出ることが目標になっていた。香川に住む花屋だった祖母を喜ばせたい一心で始めた生け花だったが、祖母の地元で行われるこの大会で活躍する姿を見せられれば、大好きだった祖父が亡くなり落ち込む祖母を元気づけられると思ったのだ。
    しかし、高校生にとってはマイナーで敷居の高い「生け花」をやってくれる友人はなかなかおらず、二人一組での出場が義務付けられているため、春乃はそこから躓いてしまう。そんな中、参加者を捜していた春乃の前に現れた転校生・山城貴音。父が大衆演劇の座長だという彼は、その修業で華道を習っており、春乃が勉強を教える代わりに大会に出てくれるというのだが……。
    高校生たちの花にかける純粋な思いがきらめく、極上の青春小説。

    【花いけバトルとは】
    即興で花をいける、5分の勝負。参加資格は国内の全高校生で、2人1組でエントリー。花をいける所作も審査対象となり、観客と審査員によるジャッジで勝敗を決める。
    2018年大会は全国9地区(東北・北陸・関東・東海・近畿・四国・香川・広島・九州)で予選が行われ、決勝大会は8月に香川県高松市にて開催された。
    ------------------------

    「全国高校生 いけ花バトル」
    作中の創作イベントかと思ったら実在するものだった
    香川県で決勝が行われることや二人一組のチーム戦というのも現実の大会に即したもののようだ

    他の細かいルールがどうかは不明
    メンバー交代には他全チームの同意が必要とか、物語上の演出に必要だったルールに思えるけど、実際どうなんですかね

    観客の評で勝者が決まるのは、ビブリオバトルを連想してしまう
    でも、花いけバトルは準備するものやら何やら、イベントを開催する難易度が高いですね
    なので、出場のために練習するにも同じくらい難しくなるわけで
    その辺の問題をどうクリアするかも上手く描かれていたと思う

    この手の物語では主人公が偶然にしろ実力にしろ勝ち上がっていくわけですけど
    春乃の実力ってどんなもんなんですかね?
    華道を習っているという言っているけど、そっちの描写がまったくない
    まぁ、華道と花いけバトルは近いようで異なるものだというのを作中でも語られているし
    バトルの描写でも、会場の雰囲気を如何に味方にするかというのが勝負の決め手になっているかというのが描かれているので、勝敗に無理はない

    花を愛する性格だというのは度々言及されている
    花を愛しているからこそ、大切にしたいという想いが新たな表現方法に繋がるという演出もいくつかあってよかった


    貴音の方の大衆演劇について
    よく知らない業界だからこそ新たな知識が得られるなぁ
    歌舞伎と源流を同じくし、より大衆向けとして残ったもの
    大衆演劇と言えば、梅沢富美男と早乙女太一くらいしか思い浮かばないんんですけど、作中の描写を読むに、根強いファンって結構いそう

    そんな大衆演劇で場馴れしているからこそ、花いけバトルでも観客を巻き込み、口上を述べて物語に引き込むというスキルの使い方が絶妙
    ある意味で反則じゃね?w

    竹の穴の位置を子供に決めさせる演出は結構エグい
    子供たちも参加者として巻き込んだら、そりゃぁ票を集めるよな

    あと、舞台上で「瞼の母」をバトルの演出に使うのは見事
    色相環の前フリもあったし、花いけバトルという、その瞬間のインパクトが重要という特性を活かした方法だと思う

    花いけバトルの勝ち方として
    作品の出来は当然として、そこに至るまでの緩急、所作、時間配分など気を配ったり
    作中では、観客へのアピール、司会を味方につけるための誘導とかが勝敗の決めてになっていたように思える

    華道の宗家としては、こんな水物の花いけバトルにうつつを抜かしているのに苦言を呈したくはなるわなぁ
    作品そのもは勝っているのにパフォーマンスで負ける可能性があるとかね

    まぁでも、花を取り扱う事への興味を世間に浸透させるには良いイベントだと思う
    この辺の事情は作中の説明でもされてある

    実際に、私もこの競技が実在すると知って動画を見てみようと思ったし、お花を習っていたという母にも今度話しを聞いてみようかとも思ったし
    花に関する啓蒙の一環としては有益だと思う


    そう言えば、今村さんの著作を読むのは初
    「羽州ぼろ鳶組」シリーズは私の地元の藩という事もあって興味がるんですけど、シリーズ物は手を出すハードルはちょっと上がる……
    一作目だけでも読んでみようかな
    続きを読む

    投稿日:2024.01.26

  • kitarouchan

    kitarouchan

    全国高校生花いけバトル ?
    テレビで少し見たような気がする。へーっ こんなことやってるんだと思って、そのまま記憶の底に沈んでいた 多分。

    大塚春乃の思いと行動力には惚れ惚れする。寄り添う渚も協力する貴音も、いい子たちだ。この子たちの高校生活って輝いてるんだと思う。一緒になってハラハラドキドキ、嬉しかったりがっかりしたり、とても楽しかった。

    全国高校せいいけばないけばとる?
    全国高校いけばないけばとる?
    とか読んであれっ? と思ってたら
    全国高校せいはないけばとる だった きっと
    続きを読む

    投稿日:2024.01.26

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