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内田樹, 三砂ちづる / 晶文社 (3件のレビュー)
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snowdrop
子育ての言葉にしにくい複雑さが二人の往復書簡から伝わってきました。その中でも、子どもを愛するのでは足りず、子どもを傷つけないことを優先すること、子どもに敬意を払うこと、イノセンスがある=人に自分を委ね…られるだけの信頼感が育っていることであり、そのために子どもを見守ることが子育ての大事な部分である、など時折ハッとさせられる言葉に出会えました。続きを読む
投稿日:2024.03.22
shu1rev
親はたいへんなんだぞ、なんて話はよく聞くものだ。子育ての困難というのは、少子化をいわれる世の中にあっては、考えざるを得ない問題だろう。でも、子どもの立場に立って見たらどうか。自分の存在が親にとっての困…難だといわれたら?そのあたり、不倫関係になぞらえて考えさせる冒頭のやりとりは、なかなか楽しく、同時にとても考えさせられる。 ナナメの関係、失われるものへの哀惜、親を許すということ、没入する体験、必ずしも子育ての話に限らないけど、どこかでつながりも感じられる。なにか答えを与えられるというよりも、問題提起されて自分なりに考えを進めたくなる本だった。 親が成熟していると、子どもはイノセントになれる。 つい先日、内田氏の『待場の成熟論』を読んだばかりだし、成熟というのは自分自身の中でも大切な課題として存在する。 俺自身、親であるわけなんだけど、どこまで成熟しているものやら。 考えていきたいね。続きを読む
投稿日:2023.11.26
pinkfish
子育て本ではないですが、子ども論の部類に入るエッセイ的な本。 レヴィが子どもには甘やかす人と厳しい人が必要といったよう。今の日本の親は甘やかしすぎだと思う。
投稿日:2023.11.09
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