【感想】七つの街道

井伏鱒二 / 中公文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • jun55

    jun55

    井伏鱒二の紀行記。
    司馬遼太郎の「街道をゆく」も好きだが、井伏鱒二の本著はさすがに小説家によるものであり、文章が巧い。
    7つの街道とも、訪れたい場所だ。

    以下引用~
    ・鮒ずしは、「鮨」だと思うから誤解が生ずるのだそうだ。
    もともと鮨ではなくて漬物であり。漬物のおしんこが外国人にくさくてたまらないのと同じように、鮒ずしは別種のくさみで一般人にはくさくてたまらない。漬物とわかればいくらくさくっても箸がつけられる。

    近江八幡の名物は、メンソレータムと、近江商人と、付近に産する近江牛だそうだ。「鹿の子」と云われるロース肉を将軍家へ献上した歴史が残っているそうだ。
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    投稿日:2023.11.26

  • 中央公論新社

    中央公論新社

    篠山街道、久慈街道……。古き時代の面影を残す街道を歩いて、史実や文献を辿りつつ、その今昔を風趣豊かに描いた紀行文集。〈巻末エッセイ〉三浦哲郎

    投稿日:2019.03.11

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