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城山真一 / 宝島社文庫 (22件のレビュー)
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あびきなこ
前作との繋がりもあり、それぞれの話が深く心に響くものでした。 これを読むとまた前作を読み返したくなります。 図書館で借りたのですが購入しようかなと思うくらいとても良かったです。
投稿日:2024.04.28
ムク助
うわぁ、またやられたぁー!! プロローグから早速顔に傷を負う場面が出てきたと思ったのに本編ではなかなかその話が出てこない。 傷を負う前なのかな、と思って読み進めたら! そっちパターン!?逆パターン!?… 『看守の流儀』より先に読んだらどうだったんだろう?? 記憶を消して読み直したい! ひとつひとつのエピソードも温かみがあってこっちの方が好き。 でも2冊まとめて読んでこその良さだなぁ。 1冊目を星3にしちゃったけど、2冊目への壮大な伏線かと思うと見る目変わるなぁ。 うーん、また読み返したい。 すごく面白かった! 続きを読む
クジラ
登場人物が多く途中で復習しながら読み進めた。 結末に近づくにつれ、このまま穏やかに終えるのかと思いきや最後に新たな事件が起きてしまう。 人間は育った環境で人格形成されると言うが、過ちを犯した人間が更生…できる場所には、心のある人が1人でもいてほしい。続きを読む
投稿日:2024.04.07
屋根裏のリリー
シリーズ2作目。エピローグを読み、火石刑務官の顔の傷について今作で明かされるのだろうと本編を読み始めました。中でも第四話の「がて」は良かった〜。がてとは手紙の事です。ボランティアで教誨師と月に一度の刑…務所ラジオのDJをしている住職がぎっくり腰になり、代わりを務める事になった諸田刑務官。最後の日に読んだ手紙と選曲ムーン・リバーには泣かされました。 そして前作に引き続き火石マジック炸裂で火石さん相変わらず大活躍なんだけど、第五話の最後であれ?ん?ある一文を2度読み直しました。やられた〜。騙されたのに気持ち良く感じるのは何故なんだろう?癖になりそうで他の小説にも興味津々。楽しみな作家さんが増えました。続きを読む
投稿日:2024.03.29
マサマサ
金沢の刑務所を舞台に、様々な人間模様が描かれていくストーリー。刑務官と受刑者とのやり取りや、距離感を保ちつつも温かみある振る舞いにどんな状況においても人間には心が必要なのだと思った。特に第四話の『がて…』が心に残った。続きを読む
投稿日:2024.03.27
machinobu
シリーズ第二弾。 形としては、前作の『看守の流儀』の続編ですが、これ単独で読んでも面白いです。 石川県の加賀刑務所の刑務官たちの、様々な事件に奔走する姿を描いた良書。 ・しゃくぜん ・甘シャリ ・赤…犬 ・がて ・チンコロ の五篇。 どれも心に残る味わい深い作品ですが、特に最後の『チンコロ』は読む手が止まりません。 あの火石指導官の行末や、姪のその後など。 各位の今後に、幸あれと祈ります。続きを読む
投稿日:2024.03.24
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