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土井善晴 / ウェッジ (7件のレビュー)
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みるこ
伝統料理を探して日本を北から南へ 職人たちのこだわりが伝わる料理写真が多数あり、その地方の文化や風土も書いていてなるほどなーと思った。
投稿日:2024.02.03
suchio
日本列島北から南へ。自然が私達に美味しいものを食べる幸せを与えてくれている。地球と共に生きるために美しいものや美味しいものを守り続けて行かないといけない。
投稿日:2024.01.05
hifumi1232001jp
吉野葛が根っこだったことと讃岐和三盆の作り方が想像と違いました。有森裕子さんからマラソンを走る前にはカステラと聞いて以来、走る前には長崎福砂屋のカステラに共感。カステラに卵黄、糖蜜をくぐらせ、砂糖をま…ぶした平戸カスドースもまた美味しかった記憶があります。大阪寿司に高知の田舎寿司も写真映えして美味しいそうです。続きを読む
投稿日:2023.12.17
kurodama
これほどパンチ力のある本はない。これが感想だった。 ニューヨークにいて、ここまで食料を無駄にし、捨てている国はないだろう。夜仕事から帰る道すがら、凄まじい量の残飯とホームレスを見る。残飯を減らすと…いう努力は、経済合理性の中でしか正当化されない。誰もが、寄付すればいい、お金を出せばいい、という方向性で考える。これは悪いことではなく、むしろ日本を大きく凌駕して経済発展した所以でもある。6年滞在した中国でも多めに頼んで残す文化はあるが、食材を余すところなく食べる食習慣や、チャーハンのように残り物を美味しく調理する手法もある。 さて、本書の凄さは、もちろん連載という型にハマっているため、いまいちピンとこないものもいっぱいあるが、例えば北海道の昆布は、1番最初の項目として相応しい内容だ。昆布を子供達が栄養価の高いものとして摂取し、出汁だけでなくフライで食べることで美味しく、2度も使える。家で、美味しいかおりと、音が聞こえてくるようだ。日本の食文化を作ったのは大阪で、そこに昆布が北海道から届いていたことにも触れている。英語版出したら売れるんじゃないかと思うくらい、外国人から本当に頻繁に日本食の質問をされる、なんでこんなに美味いのか、そして安いのか、丁寧なのか、美しいのか。ニューヨークの雑な日本食との違いはなんなのか。そうだ、ここにあるんだよ、と叫びたくなった。 長寿こそ勝ち残りの源、と言った家康。味噌を好み、美食は月に2度という節制、質素な思考が、天下を取らせたと言える。加賀の食事、器、その文化そのものを、鈴木大拙、スティーブ・ジョブスの禅の思考、そしてジェームズタレルの部屋まで続いてく。シンプルなものほど、その深さを感じることができる。これは日本人だけ、ということではない。むしろ、人間ならばどこかで持っているが、成長の過程で身につけない、感覚さえない人が多い。ということは、そこがストロングポイントになるんだろう。加賀百万石の文化のバックドロップは、食と自然(筆者の土井さんは、それを地球と表現されていますが)を大切にしてきたからこその美にある。 地方の美味しい食材も日本の特徴、日生の牡蠣も美味しそう。カキオコ、牡蠣を豚の代わりに入れたお好み焼き、これは美味そうだ。どこに行ってもステーキとハンバーガーとフレンチフライの国にいると、本当に素晴らしいと思います。素敵な土井さんの笑顔が美味しさを物語っている。すごく美味しそう。 続きを読む
投稿日:2023.11.01
Mauer
東海道・山陽道新幹線グリーン車搭載誌「ひととき」で連載された記事の抜粋した本だから、この本を読めば今すぐ旅行に行きたくなります。
投稿日:2023.10.01
kei tanahashi
土井先生の食文化紀行な一冊。実は新幹線のグリーン車内の搭載誌とのことでそんなものがあったのかと初めて知った。 巻末に取材したお店の一覧があるがどれも行きたい。あと写真がとても良い。
投稿日:2023.09.30
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