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今井澂 / フォレスト出版 (1件のレビュー)
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whitesheep11
今年は、年初来から日経平均株価が上昇したが、最近では、今日を除いて連日下落していた。 お金の動きはどうなっていくのか。 「世界マネーの覇権を握る国はどこか?」では、今回の新冷戦で、「…漁夫の利を得るのは日本だ」と著者は述べている。 そして「人民元が絶対に基軸通貨になれない理由」について、通貨として信用され、世界中どこでも使えることと、決済機能を有していることだと述べている。 中国共産党の言うことは何が正しいのか、都合が悪くなると統計を止めるなど、中国株にする意欲が全くわいてこない。 「会社四季報」を投資に活かす「複眼経済塾」の塾頭で、「世界インフレ時代の経済指標」(かんき出版)などの著者、エミン・ユルマズ氏との対談も載っている。 「衝撃の2024年 レールが敷かれている日本への資金シフトが始まる」では、渡部清二・複眼経済塾代表取締役塾長との対談が載っている。 コラムで著者はウクライナ戦争について、防衛研究所の専門家10くらいに会って、話を聞いた所、2年や3年では終わらないという予測が大半。 しかし、著者は、あえて違うことを唱えている。 2023年の暮れから来春にかけて停戦、あるいは休戦という節目が訪れると予測している。 つい、日経平均株価が続落するとそこばかり注目してしまうが、もっと長い目で見るとお金の動きはどうなるのか。 こういう本を読んで知っておくことも必要だな。続きを読む
投稿日:2023.10.05
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