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バリー・マイヤー, 庭田よう子 / 晶文社 (1件のレビュー)
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shimu2
【騒ぎが収まれば、民間スパイが手玉に取るのはターゲットだけではないことが明白になる。顧客も手玉に取られるのだ】(文中より引用) フュージョンGPSやブラック・キューブなど、近年顕著になりつつある民間…"諜報"会社の活動を追った作品。著者は、ピューリッツァー賞の受賞経験も持つバリー・マイヤー。訳者は、ノンフィクションの翻訳に定評のある庭田よう子。原題は、『Spooked: The trump Dossier, Black Cube, and the Rise of Private Spies』。 トランプ元大統領のいわゆる「ロシア疑惑」を軸に展開するため、相応の背景知識がないとかなり読みづらいとは思うのですが、公と私の境目が溶け、そこにジャーナリズムが独特な関与の仕方をしていることを知る上で大変参考になる一冊でした。それにしても、厄介な時代に生きているもんだなぁということを痛感しました。 日本ではまだまだ注目が集まっていない分野ではありますが☆5つ続きを読む
投稿日:2023.08.28
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