【感想】図解・気象学入門 改訂版 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

古川武彦, 大木勇人 / ブルーバックス
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • aya00226

    aya00226

    雨粒は、重力と空気の抵抗で速度が一定になって落ちているが粒が小さいほど遅い。
    大気は、50キロでは0.1%、国際宇宙ステーションの400キロでは地上の4000億分の1、500キロが大気の限界。
    気圧は、上空にある空気の重さ。
    分子が少ない=密度が小さいと気圧は小さい、ともいえる。
    温度が低いと分子の運動が少なく、気圧は低い。気体の状態方程式に表れている。

    アボガドロの法則=一定の温度、気圧、体積中の分子の数は一定=水蒸気を含むと空気の分子は少なくなる=空気の分子量(窒素78%と酸素21%)よりも水の分子量が小さいので、湿った空気のほうが軽い。=水蒸気を含んだ空気は上に行く。

    沸騰は泡内部の水蒸気圧が1気圧になった温度。気圧が低ければ、もっと低い温度で水蒸気圧と釣り合う。
    雲はエアロゾルを種にしてできる。
    期待が膨張すると温度が下がる=断熱膨張。
    乾燥した空気では、100mで1度下がる。飽和した状態では0.4~0.6度下がる。

    雲は作られては消えている。
    P40
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    投稿日:2023.10.24

  • kuRo06

    kuRo06

    ブクログ献本キャンペーンで当選しました。

    毎日の生活に関わる天気。
    天気予報も身近ではあるけれど、じゃあ、その天気ってどういう原理で決まってくるの?と言われると意外と知らないことばっかりだと思う。

    この本では、気象学の入門として、雲、雨と雪、気温、風、低気圧・高気圧と前線、台風、天気予報のそれぞれのしくみについて章を分けて解説がなされている。

    読んでいてなるほどと思いながら読んでもいたけれど、図入りでわかりやすくはあるけれど、けっこう難しくて、一読では正直理解しきれないところもけっこうあったと思う。

    それでも、より天気が身近に感じられるようになった1冊だった。
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    投稿日:2023.08.26

  • mofu

    mofu

    このレビューはネタバレを含みます

    ブクログの献本に当たりました。ありがとうございます。

    入門書だから読みやすいかも、と思ったけれど図や写真を見ないとなかなか理解できない不甲斐ない私。。ある程度知識を持った人でないと読みにくいかも。これは即、現役高校生の次女に譲り渡します。

    総じて思ったのは、雲が気象にとってこんなにも大事な存在とは。気象の様々な現象に雲が影響していて驚いた。
    普段何気なく眺めている雲。
    その存在意義に感心させられた一冊となった。

    この前ニュースで、このままいくと日本は四季から二季へかわるのでは、とあった。異常気象により春と秋がなくなるのは本当に困る。
    自然現象を捻じ曲げてしまったのは人間。
    早く何とかしなければ、という危機感ばかりが残る。

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    投稿日:2023.08.12

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