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塔山郁 / 宝島社文庫 (18件のレビュー)
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総合評価:
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ユウタ
漢方を学びながらミステリーを楽しめる小説。 漢方には少し興味があったので、読んでみました。 西洋医学は、病気を治す考え方。 東洋医学は、未病を防ぐ考え方。未病を防ぐために漢方があるとは知らなくて大変…勉強になりました。 他にも難しい漢字ですが、漢方の種類の説明など、何かとためになる小説だったと思います。 少し漢方に興味がある人の1歩目にはいい作品だと思います。続きを読む
投稿日:2024.05.11
shifu0523
このレビューはネタバレを含みます
【収録作品】第一話 漢方薬入門/第二話 夏梅の実る頃/第三話 ノーテイスト・ノーライフ/第四話 長男の務め 薬剤師試験に3回落ちて薬剤師になることを諦め、経営者としての父の薬局を継ぐことにした新米店主・奈津美。そこに勤めたばかりの宇月が様々な謎に挑む。 「薬剤師・毒島」シリーズのスピンオフ。 大麻の話、リウマチに効く薬の話、新型コロナの後遺症である味覚異常と甘草の過剰摂取の話、毒草の話。 漢方豆知識という感じ。薬にしろサプリメントにしろ、素人判断でのむものではないのはもちろんだけれど、気づかずに摂取していることもあるから、成分表示には気をつけよう。
投稿日:2024.05.05
momo0707
漢方薬局「てんぐさ堂」を舞台に、日常の謎を薬剤師が解いてゆく物語。 同じ作者の「薬剤師毒島シリーズ」と似てて新しさがないかな。 漢方の入門書としても読める。
投稿日:2024.04.29
あまぐも
調剤薬局の毒島さんの次は、漢方薬局の卯月さんの物語である。 はっきり病名がつかない身体の不調を訴えて、さまざまな人が漢方薬局にやって来る。 父から店を受け継いだのを機会に、天草香織は、それまでの古臭い…店構えを、親しみやすく入りやすい店に改装し、新しく薬剤師を入れて心機一転運営し始めたのだった。 ネット広告を見て応募したという宇月は、人の話を親身になって聞き、丁寧に悩みに寄り添うアドバイスをするのはもちろん、抱えるものの裏側にまで思いを致し、原因を明らかにしてしまうことも多い。漢方薬の知識を得られるとともに、なかなか興味深いキャラクタが登場して、嬉しくなる。宇月さんのお手並みをもっと見てみたい。続きを読む
投稿日:2024.03.25
セルキー
飄々とした薬剤師が素敵。 漢方の話なので、わたし的にはファンタジー感を感じてしまう。読んでからだいぶ日が立っているので、登場人物の名前とか忘れてしまったけど、全てのキャラが癖があって面白い。続編あると…いいのに。続きを読む
投稿日:2024.03.13
ひるあんどん
毒島さんシリーズの宇月就職した漢方薬局てんぐさ堂。訪れた患者の隠された謎を解明する宇月、新米店主でちょい頼りなさも感じるけど一生懸命な奈津美。でも奈津美の食生活は悪すぎ、漢方薬局の店主が栄養はサプリで…補えばいいて、どうかと。海外からの輸入品も簡単に手に入るから食生活や薬を飲むときはよくよく注意しないといけないと思った。読んでると漢方に興味が湧いてきたので調べてみたけど高い・・・、と悩み中です。続きを読む
投稿日:2024.02.03
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