【感想】読書原論　21世紀の読書＝忘れる読書

2090

書籍出版点数
1450年100点

1550年500点

1650年2300点

1750年11000点

1850年5万点

1950年25万点

2000年100万点

司馬遼太郎には…いくつかの「伝説」がある。あくまでも伝説である。真偽のほどはわか らない。が、真っ赤な嘘のような話であるとともに、わたしには核心を射ぬいている話と しか思えない。
1　少年期、授業に出ず、大阪の市立(御蔵跡)図書館に通い、全冊読破した。
2 大阪外大の蒙古語科に入り、「辞書」なしでモンゴル語を習得し、「辞書」をもたず に小説を、それも『梟の城』を書いた。
3　読む速度が想像を絶した。速度は、見開き二頁を写真機のシャッターを切る速さで 読み(とり)、およそ一冊を一五分以内で読み終わり、しかもその内容の核心を語ること ができた。
4　ほとんどノートもメモをとらず、「記憶」だけで、あの膨大な量のしかも複雑な歴 史小説をすらすらと書いた。 「おそらく」、などとわたしがいうのもおこがましいが、歴代の日本人で最も多くの書を 読んだのは、司馬遼太郎ではなかろうか。続きを読む

忙しいから読書をしなければ、読書でもしていなければ、精神のバランスが取れない。必要なのは気休めではない。精神の緊張の持続である。

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本を読んでも忘れてしまうことに悩んでいる。本書は「忘れる読書」を推奨しているが、単純に受けてはダメそう。内容は忘れてもいいけど、すべきことがあるもよう。それを知りたい

#読書原論
#鷲田小彌太
…23/3/1出版

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