【感想】ナマケモノは、なぜ怠けるのか? ──生き物の個性と進化のふしぎ

稲垣栄洋 / ちくまプリマー新書
(11件のレビュー)

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  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

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    NDC 468
    「ナメクジ、ダンゴムシ、モヤシ、イモムシ、雑草…。いつも脇役の、「つまらない」生き物たち。しかしそのつまらなさの裏に、冴え渡る生存戦略があった!ふしぎでかけがえのない、個性と進化の話。

    目次
    第1章 「もっともない」生き物
    第2章 「にぶい」生き物
    第3章 「ぱっとしない」生き物
    第4章 「こまった」生き物
    第5章 やっぱり、そのままでいいんだよ
    第6章 あなたもそのままでいいんだよ

    著者等紹介
    稲垣栄洋[イナガキヒデヒロ]
    1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専攻は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院教授。農業研究に携わる傍ら、雑草や昆虫など身近な生き物に関する著述や講演を行っている
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    投稿日:2024.03.17

  • NFCC図書館

    NFCC図書館

    第1章 「もっともない」生き物
    第2章 「にぶい」生き物
    第3章 「ぱっとしない」生き物
    第4章 「こまった」生き物
    第5章 やっぱり、そのままでいいんだよ
    第6章 あなたもそのままでいいんだよ

    投稿日:2024.01.16

  • エトピリカ

    エトピリカ

    生きものの生存戦略に興味があり、帯の「そんな生き物界の脇役の生存戦略がすごかった!」に惹かれて手に取った。プリマー新書を知らなかった私の勝手な想像とは違い、ヤングアダルト世代向けで、生き物の豆知識に近いかな?ざんねんないきもの図鑑が好きな人にはまりそうな印象。
    ただ、後半がひと味違っていて「オナモミの個性」「いらない個性はない」「さらにヒトは助け合う」「それでも努力は無駄ではない」のあたりがおもしろかった。
    勉強ってなんでするの?と聞かれたときに、わかりやすく答える方法を知れた気がする。若い子に読んでほしい!
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    投稿日:2023.12.01

  • Maiko

    Maiko

    タイトルに惹かれて図書館で手に取った。大正解。

    自分のままでいいんだなあ
    周りも『そのままでいいんだよ』


    優しい口調で話がすすめられていくので、すき。

    投稿日:2023.11.26

  • mm

    mm

    とても良かった。
    プリマー新書でも子どもが読むにはハードルが高いものもあが、本書は中学生ならだれでも読めるし、漢字が読めれば小学校高学年でも読めるだろう。多くの子どもたちに向けて書かれているのがとてもよい。
    前半は子ども向けベストセラーシリーズの「すごい動物」本を気に入って読んでいる子なら楽しく読み進められる。
    動物に限らず昆虫や植物の例にも多数触れ、最終的に個性と多様性の肯定に結びつく。冷蔵庫と料理の例は子どもにもわかりやすく秀逸。
    各トピックが短くすぐ読み終わるので、朝読書にもいいだろう。子どもたちに、ぜひ最後まで読んでほしい。
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    投稿日:2023.11.25

  • カッパ

    カッパ

    答えがない時は答えをたくさん用意する
    自分にふさわしい環境は自分で作れる
    1~4章があるから5、6章に説得力が出る

    投稿日:2023.10.01

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