【感想】涙の音、聞こえたんですが

嘉成晴香, ふすい / teens’ best selections
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ponta002

    ponta002

    主人公は、人の涙の音が聞こえる。(家族もそうなので血筋のよう)
    という特殊な設定はあるものの、全体はとても素敵な、リズムも良いストーリー。

    こんなおじさんが読んでも言いよね。

    投稿日:2024.03.25

  • ロニコ

    ロニコ

    中学1年の孤独な少女、美音が主人公。

    母からの遺伝で、美音と兄は人が泣く時の涙の音が聞こえる。
    聞こえる範囲は限られているが、壁などの障がい物を越えて聞こえてくるという。

    特殊能力ものは、ヤングアダルト向けの小説にはありがちだが、特殊能力というより特異体質のような設定で、もしかしてそういう人もいるかもしれない、と感じさせてしまうところが絶妙だ。

    涙の音が聞こえるせいで、美音は人との距離の取り方に悩み、孤独だ。
    しかし、いつも明るい人気者の生徒会長、健先輩の涙の音が聞こえた時から、少しずつ変わり始める...。

    中学時代は、友達付き合いも変化する時で、少なからず悩みを抱えるものだろう。
    そんな10代の初めに寄り添うような小説だった。
    2023.6
    続きを読む

    投稿日:2023.07.08

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