【感想】気がつけば生保レディで地獄みた　もしくは性的マイノリティの極私的物語

生保レディを題材としながら、現代のLGBTの関してなども取り入れられたノンフィクション小説
話のテンポが良く、面白い
また、ノルマに追い詰められていく主人公の心理もリアルだなと思う。
お仕事小説として…もエンタメとしてもとても良かった続きを読む

内容はかなりリアルで壮絶なな生保の営業についてですが、作者さんの人柄の良さからか、とても読み易い文章でサクサク読めました！

似たような営業の経験があるので、このように客観的に文章化できるのがすごいな…と思いました。
続きを読む

図書館にて。
久しぶりに大きな図書館で人と待ち合わせをしていたらこの本が平積みにしてあった。
私は昔この業界にいたことがあるので、思わずその場で図書館に予約。（買わないでごめんなさい）

保険業界ほん…と、知ってるから言うけど、リアルに描かれていると思います。
本来保険とはこんな風にして売らないといけないものではないと思う。
きれいごとかもしれないけれど、世の中に必要なもので、何か災難にあったときに入っていて良かったと思う人がたくさんいるはずだ。
だから売るためにこんなにつらい思いをしている人がいることは納得いかないし、悲しいことだと思う。
社員を大切にしない会社に未来はないと思う。

この本を出版してくださった、古書みつけという会社の理念もすごく素敵だ。
あとがきを読んで感動した。
この出版社の本もこれから追いかけていきたいと思う。続きを読む

気がつけば◯◯ ノンフィクション賞

看護婦は看護師にスチュワーデスはキャビンアテンダントへ…しかし、生保レディの呼び方は未だに使われている

大学のときの就活説明会で来ていた保険会社で働く人に憧れ、…またパンフレットのある一文に惹かれ入社を決意する
しかし、入社してからの生活というものは、ノルマ地獄、自腹請求、過呼吸する人を見るのが当たり前の職場という思っていたものとは違ったもので…
3年神話を信じどんどん精神的ににおかしくなっていくみかんちゃん
果たしてみかんちゃんは仕事を辞めることが出来るのか？
主人公は性的マイノリティ
そのことについても触れてある

よく似た仕事をしていたことがあったので、ここまで酷くなかったが共感することが何箇所か…
私も迷惑だと思って中々、お客さんにゴリ押しすることができない人だった笑
保険屋さんってあまり良い印象がないかもしれないけど必死でやっていること知って欲しいです、、続きを読む

まあ、生保レディ業界のことが知りたければ読んで一応、損は無いのではないでしょうか…社畜死ね！！

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

にしても最近の本の値段高騰はどうにかならないものか…このソフトカバー本だって…内容の薄さからしたら少々高すぎではないか！？　ロシア、ウクライナの戦争のせいで価格高騰しているのか、あるいは円安とかのせいなのか…。

話が逸れましたけれども、それでも文句の一つくらい言いたくなる程度の内容の薄さ、でしたねぇ…。

暴力的な内容が含まれています！　みたいな注意喚起のような文章がページの端に挿入されていましたけれども、別にそこまで暴力的なシーンは無かったような…サラリーマン社会なら怒号とか少しはあるんではないの？？　と思います…社畜死ね！！

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

著者も著者でどこかズレた人物のように感じましたけれどもねぇ…”就職三年神話”をマジに信じているところとか…先輩に相当なバカだね、みたいなこと言われていたじゃないですか！！　僕もそう思います…。　←え？？　社畜死ね！！

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

まあ、そんなアレで…生命保険業界を覗き見るのにはイイ一冊なんじゃないでしょうかね…。

さようなら…。

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ続きを読む