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島田荘司 / 講談社 (35件のレビュー)
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aco
御手洗清シリーズ。本筋のミステリーも面白かったけど、途中に添えられている旧約聖書の話や、第三次世界大戦への言及も、目が離せなかったです。
投稿日:2024.03.12
鮎
御手洗シリーズの最新刊。 1977年、世界的バレリーナ、フランチェスカ・クレスパンが密室で撲殺される。死亡推定時刻は公演の幕間を示しているが、彼女はその後の3幕、4幕も舞台に立ち最後まで踊り続けていた…という。20年後、その謎を御手洗潔が解き明かす。 久々の御手洗シリーズ!2023年に新刊が出てたとは知らなかった。 舞台はストックホルムなので相棒は石岡君ではなくハインリッヒです。 600ページ超えの大ボリュームなんですが、本筋の謎から話がどんどん脱線していったり陰謀論展開したり突然寓話が始まったりして、その一見何の関係もない出来事が最後に1つにまとまるところが、ああ島田荘司だなぁとなんだか懐かしく、嬉しかった。 しかし、解決は到底納得できるものではなく…さすがにないわ~~~と言わずにはいられなかった。御手洗もなんだか面白みのない人物になってしまったなぁ。愛すべき変人だった御手洗が好きだったんだけどな。期待が高かった分ちょっとがっかりしました。でも新作読めて嬉しかった。なんだかんだでやっぱり島田荘司が好きです。続きを読む
投稿日:2024.03.01
ginkichicandy
安定のおもしろさ!導入部分からどうなってるの?これ、御手洗清がどう解決するんだろう。でも、70年代だし〜とか思いながら読み進んだ。子どもの頃、ニューヨークに住んでたことがあるので、何となく懐かしく、当…時の風景を思い浮かべながら読んだ。ちょっと無理な展開もあるが、それも含めて島田荘司という感じ。劇中話があったりね。長い分厚い本だったが、一気に読んだ。続きを読む
投稿日:2024.02.09
キャスバル
このレビューはネタバレを含みます
サイン本まで買った本書だが... 歴史小説としての側面もあり、トリック解明までは面白かった。 ただ、その問題のトリックは... 正直どこかで見たようなものだな...と言わざるを得ない。 「読者を引き込み、読ませる」能力は流石の島田御大だが、トリック解明に至るヒントを最後まで伏せているのも少々アンフェアなのでは?とも。 (そもそも読者に挑戦してないから。と言われたらその通りなんだけど...)
投稿日:2024.01.17
のりてば
舞台は1977年のニューヨーク。世界的有名なバレリーナが公演の前半終了後に撲殺される。密室で。しかし後半の舞台に被害者が現れ、観衆は目撃している。占星術殺人事件でも出てきた御手洗潔が20年後に解決へと…動く小説。 600ページ越えの長編で途中挫折しそうになるが終盤で一気に加速で読めた。伏線回収のための話が多い。トリックは後付けのため全くわからない。同じような表現が多い。続きを読む
投稿日:2024.01.12
rabumama
相変わらずの蘊蓄盛りだくさんは 面白く読めたのだけれど 肝心のトリックは残念な感じ…。 期待してたんだけどなぁ。
投稿日:2024.01.11
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