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山川方夫, 日下三蔵 / ちくま文庫 (4件のレビュー)
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pean1269
大好きな作家。 この人の作品は全体的に淡々としているような冷たさがある。でも話に引き込んでいく魅力がある。自分が一番衝撃を受けたのが「お守り」という作品。どの作品も人間の根底を暴いていくような一面があ…り、読んでいて少しヒヤッとする。でもこれがクセになる。この全集でなくても、買って読んでみてほしい。続きを読む
投稿日:2024.02.03
Tommy
すごく面白いけど、暗いねん。 何かじとーっと暗い。。。 ホラー要素が必要とあるけど、ホラー嫌いやねん。。泣
投稿日:2023.12.31
uettee
夭折の天才であると述べられている。ブラックユーモアも混ざりながら、オチも用意されてるショートショートという事で、好きな人にはハマる要素が全開であろう。また表紙もオシャレになっていて、それだけでも手に取…りたくなる本でもある。2023年に改めて文庫として出版された本であるので、今後もショートショートというジャンルの幕開けともなるかもしれませんね。続きを読む
投稿日:2023.03.26
馬南神空
山川氏は所謂純文学とエンタメの境界領域で活躍した作家さん。教科書に採用されたこともあって、代表作と目される「夏の葬列」も〝オチ〟の後に、主人公の独白が続くという、ショートショートとしては異形なもの。巻…末の座談会にもあるようにショートショートに明快な定義なんてないのだけれど。とはいえ、望まない結婚を強いられそうになっている女性の屈折と飼い猫の死を重ね合わせた「猫の死と」や、発表媒体が三田文学だという「昼の花火」が、一般的なショートショートの概念を外れているのは間違いのないところ。他にもショートショートとしては歪さを感じさせる作が多い。むしろ、きちっとまとまっている方の作が、今の眼では古さを感じさせもするので、その辺りが読みどころかも知れない。続きを読む
投稿日:2022.12.20
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