【感想】文系でも思わずハマる 数学沼

鶴崎修功 / マガジンハウス
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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ブクログレビュー

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  • シャノアール

    シャノアール

    作者の鶴崎さんも含めYouTubeで見かけて数学に興味を持ち、高校数学からやり直しを始めたものの、ド文型の私はなかなか進まず‥
    それでもこの本は身近な話題も多く、サクッと面白く読めました。
    確かに『世界は数学で出来ている』は納得です。

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    投稿日:2024.01.21

  • どんからす

    どんからす

    好きなYouTuberさんの帯を書店で見かけたので購入。
    数学にまつわる面白いエピソード、著者の考える数学の面白いところをたくさん語ってくださっていて、いちファンとして楽しめました。

    投稿日:2023.10.29

  • 伊賀嵐山

    伊賀嵐山

    うわー、なんでこれを小学生、いや中学生の頃に読まなかったんだ!いやそもそも2023年だから発売はされてはないんだけど、とにかく数学が嫌で嫌で仕方なかったあの頃の自分に進めたい、数学って悪くないぞって!今なら言えるのになあー
    大人になってから役に立つかわからないけど中高生は一度は手に取って呼んでほしいです。全然難しく書かれてないのでむしろ楽しく読めちゃいます。鶴崎さんありがとう!
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    投稿日:2023.10.04

  • あくら

    あくら

    ド文系でも面白いと思えるかどうか確かめたくて読んだ。
    正直難しいと感じたけれど、毛嫌いするほどじゃないかも。
    そもそも数学嫌いの人間に「読んでみようかな」と思わせた時点で凄いと思ってる。
    鶴崎さんが本当に数学を面白がっているということも、QuizKnockの動画を観て分かっているから素直に内容が入ってくるんだろうなあ。続きを読む

    投稿日:2023.10.02

  • aya00226

    aya00226

    このレビューはネタバレを含みます

    フィボナッチ数列=隣の数を足した数列。その比は黄金比に近づく。
    日本では白銀比=神の比率、大和比ともいう。法隆寺の五重塔、伊勢神宮など。1:ルート2。紙の縦横の比率。
    グーゴル=大きな数字の単位=1グーゴルは10の100乗。Googleの名前の由来。
    自然数と平方数は濃度が等しい=1:1対応が可能。自然数と1:1で対応できるものを加算集合、無理数のような1:1で対応できないものは、非加算集合。

    確率が100分の1のくじを100回引くとあたりがでる確率=当たらない確率の逆=99/100の100乗を1から引いたもの。
    秀吉の紐=気の数を数えるとき1000本の紐を用意して、ひとつひとつに結びつけた。

    野生生物の数を数える=標識再捕獲法=個体を一定数捕獲して印をつけて、期間をおいて再度個体を捕獲して印のついた数を数える。
    迷路を探索するための方法=右手法。壁を右手で触りながら辿る。
    2分法=辞書を半分程度開いてどちらに属するか、で絞っていく。3216ページの辞書で最大12回で目的のページにたどり着く。2の12乗>3216
    72の法則=72を利息で割ると福利で倍になる年数が分かる。
    サイクロイド=最速効果曲線。東京大阪間で地下トンネルを掘るときに最も速度がでる曲線。ジェットコースターのコースは速度が出るようにこのカーブになっている。円の一点が回転するときに辿る曲線。
    クロソイド=高速道路のインターチェンジの曲線、一定の割合でハンドルを切ると曲線。人にやさしい曲線、安全曲線。
    電子体温計は、微分法で体温の上がり方から到達点を測定している。
    暗号技術は素因数分解の応用。RSA暗号。公開鍵暗号=暗号鍵がわかっても計算が大変で解読が困難。=フェルマーの小定理。
    血液型の比率は、世代交代が進んでも変わらない。
    血液型の比率は国によって違う。アメリカとフランスは0型とA型が多い。メキシコはO型が多いなど。血液型占いがない。
    人類はもともとo型、農耕民族でA型が誕生、遊牧民がB型になった。
    O型が生まれる確率が低いが、そうなっていないのはもともとO型だから。
    エラストネスのふるい=素数の倍数を消していく方法
    フェルマーの小定理は高校生でも証明可能。

    ガロアは決闘で死んだ。
    チューリングがエニグマの解読をして戦争終結が3年早まったといわれている。
    人類最古のアルゴリズム=ユークリッドの互除法=二つの数字を割って、除数を余りで割る。ゼロになるまで繰り返すと最大公約数が求められる。

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    投稿日:2023.08.27

  • うむ

    うむ

    おもしろかった。そもそもQuizKnockが好きでよく見るので、じゃっかんの欲目があるかもしれない。

    ■良かったところ
    ・数学の好きなとこあるあるが詰まっていた。終始ニヤニヤしながら読んだ
    ・取り上げ方も、分野や仕組みの話/偉人の話/チラ裏 と、混ぜられがちなテーマを切り分けて つまみ食いできるように工夫されていて素晴らしい。読みやすい。
    意見が分かれる題材まで掬い上げて、日和らず自分の立場を明かしており、さすが。
    ・自分は、文章を書くときつい 箇条書きしたり、カッコ「」()を使ったり、構造をはっきりさせたがるのだが これってもしかして数学沼の方言なのでは?という気付きがあった。
    ex.)
    『そんなときに役立つのが数学です』→一般的な意味での数学。課題解決のために立式や計算を用いるという意味。
    『そんなときに役立つのが「数学」です』→数学と言っても、いわゆる立式や計算だけではなく、論理的思考だって図形だって含む広い意味での数学ですからね、感を出したい。
    というように、言葉に含みをもたせられるから、便利なのよね…よくわかります。「」は自由に書くと使いすぎるので、意識して避けるほど。意図せず自己理解が深まる読書であった。

    ■しいて批判的な読み方をするなら
     特段「数学に挫折した文系」向けではないと感じた。(自分が「数学に挫折した文系」ではないので、予想に過ぎないが。そしてまた括弧を使っている。)
    QuizKnock関連チャンネルの、数学や物理の話をしている動画にはよく、「何話してるかわかんないけどつるちゃんが楽しそうでほっこりしました☺️」といったコメントがついているが、その感じに近い。
    いつもの動画尺では伝えられないことを伝える本だと期待して読んだが、よくもわるくもいつもの鶴崎さん。題材も、よく(数学教育系の書籍などで)扱われているものが中心。いやいや、それでピンとくるひとは、たぶんもう数学好きなんですよ…!
    本作の挿絵がゆるいテイストも、おそらく難易度を低く見せる工夫だと思うが、難易度の問題ではないので、効果がよわい。

     話の中身は同じでも、数学に興味がないひとって何に興味があるんだろう、世界のどういうところに面白さを感じているんだろう という視点の切り替えがあれば、深まりそう。
    数学へ苦手意識のある方を100人くらい集めて、苦手になったきっかけは?それ以前は好きだった?どんなところが好きだった?好きなものは?それと数学に共通点はない?みたいな対話をしたら、だいたい何を語ればいいか分かったりしないかな。既出だったら申し訳ない。
    または、数学に取り立てて魅力を感じない人、かつ鶴崎さんと対等に話せる立場の方が、鶴崎さんの解説を聞きながら自分なりの言葉で書く くらいのことをしたほうが、まじの数学苦手層も読める本になりそう。

    ※これは、無責任な立場だから言えるコメントです。本を一冊成立させている時点で偉業なので、それ自体は決して否定され得ないとおもいます。

    指示厨じみた感想になってしまったが、いち素人意見ということでどうかスルーしていただき、これからも鶴崎さんらしく世の中へ発信し続けてほしい。
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    投稿日:2023.07.15

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