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長谷川眞理子 / 東京大学出版会 (5件のレビュー)
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いゔどっと
36 体重以上に重要なのが脳の重さである。脳の大きさが大きい動物ほど長生きし、成長もゆっくりである。 40 人工中絶の合法化による出生率の急減 先進国の中でも中絶率が高かった 42 進化生物学に…よる少子化の説明 57 社会生物学と犯罪 142 三項表象と脳神経科学 143 言語 続きを読む
投稿日:2023.05.18
takeshishimizu
テレビを見ていて誰かが転んだり、足をぶつけたり、乗っていた台から転げ落ちたりすると、決まって僕にはお尻の辺りから上の方にズキンと嫌ぁな感覚が起こる。足が痛むとかではなく、ズキンとする。そういうことって…ある?と家族に聞くと、ないと言う。それで生徒たちに聞いてみると、半分くらいの子どもたちがあるあると言う。感じやすい人とそうでない人がいるのだろうか。これを情動伝染というようだ。本書の中でこのことばを見つけて、やっぱりこの感じはちゃんと研究対象になっているのだと分かってうれしかった。本書の内容を妻に話していて疑問が出てきた。大中小のお椀を移動させるとき、ヒトは重ねていっぺんに運ぶことができるが、チンパンジーには重ねるという行為ができないそうだ。そこで疑問なのだが、重ねなくても、3ついっしょに持とうとはするのだろうか。何度も行き来するのが面倒だから1回で済まそうとするのだろうか。一度実験の模様を見てみたい。さて、ヒトの脳はこの1万年くらいの間ではそれほど変わっていないはずだ。しかし、狩猟採集の遊動生活から農耕・牧畜の定住生活へと移行していき、所有という概念ができ、貧富の差が生まれてきた。産業革命があり、情報革命があり、環境は大きく変わった。それに脳はついていけていない。進化心理学の研究を通して、我々は何にストレスを感じているのか、そしてそれにどう対処していけばよいのかと言ったことが分かってくると良いと思う。そして、どうあれば我々は幸せと感じるのか、そんなことも分かってくると良い。進化心理学、大いに期待できる学問なのだ。そして、長谷川先生にはさらに研究を深めていっていただき、またその結果報告をお待ちしています。続きを読む
投稿日:2023.04.14
miserybeatle
人間の生物としての特性、それを進化と絡めてみると、自分たちで辿ってきた道とはいえ、今の社会はヒトの生物としての本質にマッチしているとは言えないのだなぁ、、 そして、性差は存在する。それに目を瞑って平…等を論じるのではなく、性差を理解してどう協働するかを考えるべきなのだ続きを読む
投稿日:2023.04.09
観領
進化論という自然科学的な立場から、人間の本性とは何かという問いをめぐって、いま分かっていることを幅広く、しかしごく浅く紹介した読み物。これから先に掘り下げるための端緒を提供するという役割をもった一冊。
投稿日:2023.03.20
yonosuke2023
もとは東大の『UP』っていうPR誌の連載だったらしく、コンパクトで読みやすい。最近本が読めないんだけど、1章がこれくらいの量なら読める。
投稿日:2023.02.22
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