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アナ・ジェームス, 池本尚美, 淵゛ / 文響社 (2件のレビュー)
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梅乃
このレビューはネタバレを含みます
前回から少し間が開いたためか、少し話を忘れてました。 後半のロンドンに戻ってアンダーウッド兄弟と対峙する当たりからやっと面白くなってきた感じ。 アーキビストを探す旅をしている部分はワクワクしませんでした。ちょっとだるい。 最初のアーキビストが永遠の命を手に入れようとした理由に共感。 あの本の続編が出るまでは死ねないというか笑 アンが再登場してくれた時はアン!待ってた!と思っちゃいました。 私はこの本に出てくるアンすごい好きです。 あと、本はいつだって読まれたがっているいうところは嬉しかったです。 ティリーの話はこの巻でどうやら終わりのようなんですが、ぜひ続編のマイロくんの話も出していただきたいです。
投稿日:2024.04.08
ジジ
本の旅人のティリーとオスカーが本の世界を旅をする第3巻であり、1〜2巻で繰り広げられているお話の完結編です。 前巻の本の魔法を利用しようとしている姉弟たちと本の旅人たちの本の旅の自由をかけた戦い…が始まる。 とある理由から不思議な力をもつヒロインティリーとその相棒であり親友のオスカーが11歳ということもあり、行動や発言は子供、でも取り巻く環境は大人の世界や大人の事情。 ヒロインや親友のオスカーの行動は年相応と思うので児童書だなと思う反面、取り巻く環境がドロドロの大人の事情という、相変わらず凄い設定の話だなと思いながら読むものの、今回は個人的には前2巻よりも冒険感があって、ハマりきった時点であっという間に読み切ってしまいました。 そして、本作からは本の魔法とは何なのか?ということを考えさせられたなと思いました。 私が普段読んでいる本はエンターテイメントが多く、純文学、実用書は少ないと思います。 正直、読んでいる感覚は漫画を読んでいるという感覚とそんなに変わらない、娯楽の域だと思っています。 でも、そんな楽しんでいるという感覚でも、毎回感想を書くと、何らかの気づきや思ったことなど、1回読む本から得られることは少なくないなと思います。 ただ、その主人公とヒロイン視点から描かれるほぼ文字だけの世界を頭に描くだけなんですが。 その世界は本作の言うように、本の中を旅してるとも言えるし、ただ文字の羅列からなんとなく世界を頭に描いているだけのことですが、それが妙に自分に刺さったり、自分の考え方や生活まで変わってしまう。 そして、自分で何かを具体的に経験、体験したものではなくただ、本を読んだだけなのに、なぜか読み終えたら自分の考えや体験を得たような気がする不思議。 まさにこれこそ本の魔法だよなと思いながら、彼女たちの冒険を楽しく読んでいました。 第1部完了で次は第2部?のスタートになるのかなと思いますが、次も面白そうなのでまた読みたいなと思いました。続きを読む
投稿日:2024.02.23
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