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出口治明 / 毎日新聞出版 (19件のレビュー)
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kazu
「捨てる」思考になるにはある程度の時間と経験が必要かなと思う。 まずはインプットし、その中から取捨選択する過程で捨てるものがはっきりする人とそうでない人で後々差がつくのだろう。 それが生産性と尖った人…となるのではないかな。 色々な著書で提唱されている「旅・人・本」から学び、気付きは改めて納得。 出張する時はその土地のローカル飯屋に行くよう心がけ、特に海外の時は言葉を練習しそのシーンをイメージして準備。ダメで元々なので笑顔で会話できればラッキーくらいな感覚。 いかに楽しみを見つけるか、そのためにインプットしそこから捨てるもの、残すものを判断し更にまたインプット。 これの繰り返しが人生を豊かにすることかなと実感している。続きを読む
投稿日:2024.04.21
たお
66.安定を捨て未知の世界で適応力を磨けば、人間は進化する 旅=自分の居場所を離れる アンコンフォートゾーンにおける学び 75.好き嫌いを捨てればセレンディピティの確率は高まる 年々、未知に触れる…ことが怖くなっているのに気づいた。 ものを減らしたい、と言いながら固執してる。 人と比べて何も持ってないと思ったりするのに、捨てるって意外と難しい。続きを読む
投稿日:2023.12.15
akatami1234
経営も人生もトレードオフの連続。何かを得ようと思う時、必ず捨てるものがある、という事。縦横算数の思考で主観から客観へ。数字、ファクト、ロジック。縦は時間軸、歴史。横は空間、世界。算数はファクト、数字。… 著者の合理的思考が満載で、仕事にも人生にも役立つ本。続きを読む
投稿日:2023.10.14
aneronies
【before】この本を読む前の私は、これらを知りませんでした。 ・ウイルスは地球で数十億年生き続ける先住者、ホモサピエンスは20万年の新参者。 ・唯一生き残るのは変化できる者。変化できることは人間の…本質的な生き方。 ・物を持たない時代が圧倒的に長かった(19万年)ファクト(事実)を知れば、人間の本質を考察することが出来、判断力を養うことに役立つ。 ・貞観政要の三鏡「銅の鏡」身だしなみや表情をきちんとする。「歴史の鏡」過去に学び事象の本質を見抜く。「人の鏡」謙虚に、近しい人たちの諌言を聞き入れる。 ・捨てる、は手元に何を残すか決めること。知識があるからこそ取捨選択ができる。 ・避難訓練をしていた人は、訓練した通り余計なことを考えずに裏山に登った。 ・身の回りのものを捨て、何も持たない生活→ホモサピエンスとしての本来の姿。 ・なぜ「仕事が辛い」と感じるのか? 原因は「無駄な気遣い」 ・「人を育てる」という考えが傲慢。強いていうなら「仕事が人を育てる」 ・「縦」は歴史。昔の人はどう対応したのだろうか? ・「横」他国の人はどう対応するだろうか? ・「算数」平城京と平安京が未完の都市な理由→1/20しか稼ぎがないのに1/4の大きさの建物を建てようとすれば財政難に陥るのは当然。 ・ファクトフルネスより、世界の主流は「協調」に向かっている。 ・仕事か家庭かは、トレードオフではない ・オールサポーティングオール、みんなで社会を支え、困った人に給付を集中する。 ・異質平等論「男性と女性は、性別は違うけれども平等」は、一見ファクトのように思えるが誤った考え方。 ・世界全員の100mを走るタイムを計測して名前と一緒に図示すれば、79億人分のタイムがグラデーションで並ぶ(男女が混在)人間には、性差の前に個人差がある。 ・古典を読んで分からない→自分がアホ。現代書を読んで分からない→著者がアホ。 ・2回視聴グループより一度見て内容を話したグループの方が30~50%良い成績。つまり同じ情報を何度もインプットするより、アウトプットする方が定着する。 【気づき】この本を読んで、これらについて気づきを得ました。 ・大切なのは「偶然に適応する能力」。だからこそ常に学び、出会い、知力を磨く。 ・アポロンは次の一手(呪いをかける)でトロイアを陥落させた。失った予知能力を諦めることで、優勢を取り戻す作戦を得た。 ・意思決定するポイントは3点、歴史に学ぶ・専門家の意見・腹をくくる。 ・世界を変える方法は3つしか無い。クーデター、起業、上の世代の退場。あらかじめ承認を取って世界を変えた人は皆無。 ・旅は、本・旅・人で学んだ点と点が思いがけず線としてつながる瞬間が楽しみ。 ・仕組み作りが得意なタイプは、総じて仕事ができる。 ・人間が怒られて成長することは、決して無い。それどころか、逆に怒られることで行動が萎縮してしまい、成長が阻害される。 ・「誰かに見せる」という意識で書かなければ思考の整理も弛んでしまう。 ・ハラスメントの我慢で会社の業績が上がる?楽しんで仕事をすると業績が下がる? ・怠ける集団の排除で、普通の6割からの転落者が再び2割を形成。 ・ベネディクト・アンダーソンが「想像の共同体」で書いた。→国民国家の正体は想像の共同体、つまり国家という物語を人々が共有することで成り立っている。 ・カエサル→「人間は見たいものしか見ない。そして見たいように都合よく現実の世界を変換する」 ・行動してもすぐには効果が出ないことは歴史が物語っている。つまり上手くいかなくても当たり前。それが世界の相場。 ・年齢や性別のレッテル貼りはもうやめにした方がいい。現代は「そこから自由になろうよ」という知見を得た時代。Google 社の採用では「これまでの業績・現在やっている仕事・将来の希望」の3つしか聞かない。 ・イノベーションは全て既存知の組み合わせ。距離が遠い組み合わせほど、大きい。 ・仏教は当時の最先端技術のテクニカルノウハウだった(建築・芸術・工芸・医学) ・運とは川の流れまで。適応とは、流れ着いたところで好きなことをすること。 ・流されっぱなしではなく、その都度、自分に要請されていることを「こういうことしなければいけないのかな?」と思いつつ生きていくこと。 ・週末の二泊三日で星を9つ食べに行かないか?集合場所は往路便の機内。 ・500分の1の社長になりたい!と思うから落ち込む。単純なエビデンスを計算できないことは、根拠なき精神論につながる。 ・今後の人生で大学中退の理由をトータル500回は質問され、その都度同じ答えを述べることになる。それらの時間は全て無駄。 ・趣味なら時間は気にしないので、山に登るためのルートは何本でもある。しかし仕事となると「山に登る最短ルートを探す」しか解は無い。 【TODO】今後、これらを実行していこうと思います。 ・人知の及ばない局面では一刻も早く諦め、現状を打破する賢明な方法を考える。 ・メリット・デメリットを明らかにしたら、速やかに選択肢を捨てる。 ・サンクコストにこだわりすぎて判断を誤らないようにする。 ・「段ボール3箱分を捨てる」と決めたら、いっぱいになるまで黙々と詰め込む。 ・イベントを企画して、行動に強制力を持たせる。 ・人は一緒に食事して楽しいかどうか、本は面白いか、旅は行きたいかで選ぶ。 ・「普通以下の人が8割いる」がむしろ正常と認識する。 ・アンコンシャスバイアスという因習を捨てるための行動を起こす。 ・古典から読むのが、面白い本に出会うための近道。分厚い本から読む。 ・気配りなどしなくても楽しい時間は過ごせるように「相手によく思われたい」という欲を捨てる。 ・どんなお誘いにものってみる。 ・アンコンフォートゾーンに移動することで、偶然に出会う確率を高める。続きを読む
投稿日:2023.10.02
kiyop92
本を読むなら厚い方を選ぶと良い。 まさしく新書を5冊、同じ厚み分読むくらい得るものがあった。 数字、ファクト、ロジックは筆者がいつも示すところ、加えて得るなら捨てる思考を学ぶ事が出来た。
投稿日:2023.08.19
takeyokuyomu
スカッとしてしまった トレードオフ 積極的にトレードオフすることで優先順位が高まり質が上がる トレードオフを心がけるものと2兎追うものがある 捨てる方法 人に判断を委ねる、その先にある価値を確認する…、執着しないと決めておく 捨てるべき最たるもの=人生を無駄にしたいなら行うこと①愚痴を言う②妬む③評価を願う 評価を願うのは自信が無いから → 自己肯定感低い → 人生がつまらない続きを読む
投稿日:2023.06.04
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