【感想】公明党に問うこの国のゆくえ

田原総一朗 / 毎日新聞出版
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • やすお

    やすお

    公明党の公式政策からは必ずしも見えてこない代表である山口さんの考えを知ることができました。公明党のスタンスはある程度把握していましたが、憲法に対して環境権を追加するという議論が出ていたり(結局のところ、権利を主張するあまり行政が進まなくなる欧州の実情を憲法審査会で視察した結果、慎重な姿勢になったそうですが)、原発には明確に反対する姿勢はなかなか大手メディアからは伝わってきていませんでした(メディアの怠慢?)。本書にある山口さんの考えから公明党を改めて見直すと子供の暴走(自民党)を抑制する大人の与党という気がしますが、なにぶん子供の数が多すぎるので・・・、なかなか暴走を止められていません。桜を見る会などの説明責任しかり、地球環境問題への対応しかり公明党がもっと自民党に積極的にアプローチをお願いしたいです。加えて地方議員も約3000人と全国最多とのことなので、公明党流のより良い政策がもっと議論できるのではないでしょうか。

    あと田原さんがとぼけているのか、本当に知らないのか分かりませんがちょっと山口さんの回答に対するものを知らなさすぎる気がしますね(特に教育関係)・・・。
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    投稿日:2021.01.07

  • いっちー

    いっちー

    煽り司会者として有名な田原総一郎さんと公明党代表・山口那津男さんの対談本です。山口さんが政治家を志したきっかけ、政治家としての実績、公明党代表としての今後の政策等が語られています。田原さんとしては、言葉の節々に、共に政権を担う自民党が暴走しない様、監視する役目を期待しているという事を感じました。私個人としては、自民党と公明党の政策って全然違うとしか思えないのですが。。。(自民党からすると公明党は補完勢力というより、ただの数合わせなのかな。。。)う~ん、未だに、公明党=創価学会=他の仏教宗派や神社を邪教として否定している偏った思想を持った人達っていうイメージがあるので、なんか信用出来ないんですよね。この本の中では山口さんが否定していましたが。話を田原さんに移すと、朝生の時の様に人の意見を頭ごなしに否定したり、自説を曲げない様な言動が無い(討論番組ではないのであたりまえか。。。)ので判り易かったかな。続きを読む

    投稿日:2020.11.11

  • Thomas

    Thomas

    ジャーナリスト田原総一朗氏と公明党代表山口那津男氏の対談。田原総一朗は、安倍政権には批判的な内容もあるが、対談は概ね公正中立に進めているし、公明寄りの出版社ではなく毎日新聞社というのも味噌。政教分離の見解についても触れているし、一度は読んだ方がいい。
    それにしても表紙が赤色だと別の党に思えてしまう。
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    投稿日:2020.10.14

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