【感想】狼、人を抱く。【コミックス版】

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獣人(医師)×人間(声が出せないスーパーの店員)

獣人と人間が共存し始めて数百年後の世界の話。結構シリアス。でもエロくもある。
最初に読んだとき、百年だと思ってたけど読み直したら「数」百年とあって差別がここまで露骨に残ってるって世知辛いなと思った。ナチュラルに日常に潜む差別に対して心の中はぐちゃぐちゃなのに表には出さずに笑顔で対応する桜紫狼(攻)が泣ける。

桜紫狼は表情が豊かで癒やされました。ユキ(受)もトラウマから声が出せないのに明るい性格でかわいい。
獣人ならではの世界観がちゃんと描かれていて(獣人の家は家具が大きいとか体を乾かすブースがあるなど)楽しめました。

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獣人(医師)×声が出ない青年。
ピアスｼﾘｰｽﾞなのに泣けた…。獣人は異端者として忌み嫌われていて、健気に受けに嫌われないようにする攻めがもう…。親に虐待されてきた受けも、唯一声が届く攻めに恋をして、キラキラしていてこちらもすくわれる気分でした。人間の醜悪なシーンとの対比がまた、二人の純愛を引き立てる。

狼の舌でディープキス、はヤバかった…

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