【感想】かけだし女官は溺愛魔術師のご主人さま【特典SS付】

瀬川月菜, ねぎしきょうこ / 一迅社文庫アイリス
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • へきくう

    へきくう

    このレビューはネタバレを含みます

    泣いてしまった。ラノベで泣くの久しぶりじゃない?前世の両親や領地はどうなってるんだろう?と思ってたら、最後の最後でその話出たし。これ、再会したら号泣でしょ、ヒロインちゃん。ヒーローはかなり拗らせて、過去に禁忌を犯してるし、そんなの可能なの?と思うような取引もしてる。もうね、魂でわかるヒーローにロックオンされたら逃げ出せないよね。前世も今世もひっくるめて、溺愛!ヒーローが尻に敷かれる未来しか見えないけど、自分のそばにヒロインがいてくれるならそれでいいのよね。うんうん。多少窮屈ではあるだろうけど、お幸せに!

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    投稿日:2023.01.29

  • いこ

    いこ

    このレビューはネタバレを含みます

    生まれ変わってもなお同じ人に愛された場合、その人は過去の「わたし」の転生者だから愛してくれるのか、それを抜きにしても愛してくれるのか問題は出てくると思う。
    グウェンドリンとヴィレイグとの場合、そもそもが恋仲であった訳ではなく(保護者と養い子の関係)ヴィレイグ一人が拗らせていたのではあるが。
    しかもこのヴィレイグが、ドン引きレベルで狂っていたので、理解に苦しんだ。
    感情も考え方も常軌を逸している。
    ただでさえ冒頭の問題もあるのに、ヴィレイグ自身が問題しかないキャラだったので、エルルも苦労するよそれは……と。
    やろうと思えばチート級に優秀なんですけどね、ヴィレイグ。
    それ以外はもう……うん、エルルしか制御できないだろう。

    基本的にはコメディなので笑って読めるのですが、色々事情がややこしいし、二人の気持ちの面での問題が拗れに拗れたので、本当にややこしい展開に。
    読み終わっても結局全てを理解することはできなかった気がする。
    エルルは結局グウェンドリン気質を受け継いでいる状態だし、ヴィレイグも「エルル」を見るようにしているが、やはり彼女の前世の存在がでかすぎる。
    本当に「エルル」としての幸せは望めるのだろうかと心配してしまった。
    お互いがお互いを妥協しての関係性になりはしないかと。
    難しい問題である。

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    投稿日:2023.01.29

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