【感想】公安狼

笹本稜平 / 徳間文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • マサ爺

    マサ爺

    良えねえ。
    きっちりとエピローグまで有るやんか。
    何やね、コレって言う終わり方で無かったので良かったわ。

    投稿日:2024.01.08

  • honno-遊民

    honno-遊民

    恋人を自爆テロの犯人に仕立て上げられた唐澤龍二は、首謀者を捉えるため警視庁公安捜査官となる。
    その首謀者が新たなテロを予告する。
    上司の高坂や同僚たちとともに、テロの防止と犯人検挙に邁進するが、唐澤の前に立ち塞がり彼を目の仇とする部下の井川巡査部長。彼の行動の裏に何があるのか。
    犯人への追及と同時に、井川の思惑を捜査することになる。
    あるときは強引な捜査をする唐澤であるが、立てこもり犯を前にした状況での彼の言葉に、警察官としての矜持が表れる。
    「たとえ相手がテロリストであれ、他の手段を一切論じず狙撃するのが許されるなら、警察はただの私刑集団です。そのときは、一個人の立場から告発も辞さない覚悟です」
    大概の警察小説は、刑事部が主体で、公安部はだいたい敵役にされている。しかし、本書は題名の通り公安が主人公役である希少な警察小説。
    公安の人物に「捜査一課は、時間をかけた地道な捜査に慣れていない。特捜本部を立ち上げて短期決戦で犯人を挙げるのが連中の流儀だ。・・・時間をかけた地道な捜査となれば、公安の独壇場ですから」とまで、言わせているが(笑)。
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    投稿日:2023.07.20

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