【感想】情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編

情報文化研究所, 高橋昌一郎 / フォレスト出版
(22件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • mayumi-t

    mayumi-t

    Google効果 デジタル健忘症
    情報がPCに保存されていると考えると無意識に進んでものを覚えなくなる傾向
    英単語を覚えるために何回もかいたり暗唱したりする。脳にとってはほねのp折れる重労働、どこかに保存されていれば、エネルギーを節約するように脳は働く。
    イギリスの学校でスマホ利用を禁止すると生徒の成績があがった。何かを記憶しているだけでは能力として評価されづらい時代かもしれない。スマホを使ったとしてもベースとなる知識量が多いほど目的の情報に早くアクセスでき、理解するまでのp時間が短いはず。問題解決のために情報を自分の脳に蓄積しておくに越したことはない。紙の本や辞典を使って勉強した場合のほうが記憶の定着率が高いことがわかっている。

    素朴実在論
    知覚イメージと実在する世界の間には隔たりがあると考える哲学的な概念を二元論という。デカルトは、仮にすべてが夢の世界の出来ごとであったとしても、この自分が世界を疑っているという行為そのものは疑えないという結論にいたった。そして「我思う、ゆえにわれあり」

    観察者効果 観察するという行為が人の行為に影響すること。
    ホーソン効果 見学させて。➡見られているからいいとこみせよ。
    マイクロマネジメント サボってないかな。➡生産性下がる。
    生産性が高い組織は心理的安全性が高い
    ディズニーやスタバ スタッフの高度な接客サービス注目されている。 ホーソン効果を効果的に利用。スタッフ同士でほめあう。観察者効果はあなたの貢献は重要ですというメッセが卓越した環境をはぐくむ。
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    投稿日:2023.12.30

  • masaki

    masaki

    行動経済学の方から手をつけてしまった、次は認知バイアスの方を読みたい。辞典なので図書館で借りるには不向きかも知れない(気になった時に振り返れない)

    投稿日:2023.12.29

  • kuwataka

    kuwataka

    このレビューはネタバレを含みます

    自己啓発の決定版とも言える「7つの習慣」の第1の習慣「主体性であること」とコヴィーさんは説いた。これは抽象的に言えば「外からの刺激と自分の反応の間に空白(スペース)を設けること」である。

    行動経済学の権威、ダニエル・カーネマンも同様のことを説いている。「システム2を起動させよ」と(「ファスト&スロー https://x.gd/18Q0p)」より)。

    では具体的にどうすればよいか?と言えば、認知バイアスのひとつひとつを理解する習慣を持つことと言える。知ることで、デタッチメントのキッカケを得ようとする「if-then Planning」だ。

    もし外からの刺激と自分の反応の間に空白を空けられなくなったらどうなるか?コヴィーさんは「反応的な態度になる」と説く。もっと論理的に理解したければ、行動経済学の知見から解説されている「いつも時間がないあなたに~欠乏の行動経済学」(https://x.gd/Aiylz)で説かれている。

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    投稿日:2023.12.14

  • あかた

    あかた

    これまで行動経済学のバイアスについてはいろいろ見てきたが、統計学や情報学関連のを読んだことがなく、新たな気づき。
    モンティ・ホール問題はもやもやするもののなんとか理解はできた。
    職場でアンケートをとり、その結果を集計して分析しようとすることがあるのだが、回答バイアスの影響を抑えて回答をもらえることはできるのだろうか。
    311冊目読了。
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    投稿日:2023.12.13

  • 田舎の工場作業員(密井)

    田舎の工場作業員(密井)

    様々な認知に歪みを書かれている本だった。とくに何かの情報を得たときに固まりや偏見がないかなどを一度考えるクセをつけるのは大切だと思った。

    投稿日:2023.10.01

  • add20

    add20

    図書館で借りてだいたい読んだ。

    # p145 時系列比較の誤謬

    いじめの「発生」ではなく「認知」を調査している。認知件数が上がったからといって状況が悪化しているかというとそうとは限らない。むしろ今まで顕在化していなかった事例が見つかったという可能性がある。

    このようなデータの収集において、計測されていない数が存在する場合がある。こうした数を「暗数」と呼ぶ。時系列で比較を行うとき、現在の数値が過去より増加したとしても過去のデータに暗数が存在していれば、状況が悪化しているかどうかはわからなくなるのだ。

    # p235 理解レベル効果

    理解レベル効果は長期記憶に役立つ。

    今、勉強していることにはどんな応用例があるのか、どんなところに役に立つのか、歴史的にどんな意味があったのか、この一連の式展開はどういった目的があるのか、概要はなんなのかを理解する必要があるのだ。
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    投稿日:2023.08.02

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