【感想】デジタル依存症の罠

SNSを中心に、インターネットの利用者の体験談などが紹介されている。
最近出版された本であるため、コロナ禍において発生した急激なデジタル化に伴うエピソードもあり、読み物としては面白かった。

序章　デジタル社会に生きるということ
悪影響か、カタルシス効果か
突き進む生活のIT
スマホの衝撃
第１章　テクノストレスなしで生きられない
テクノ不安症・依存症
１億総テクノ依存症
生き残るための必…須条件
第２章　ＳＮＳ依存症の深層
自我漏洩
承認欲求
演技や虚言があたりまえに
心理的な投影
心の防衛メカニズム
忘れられる権利
自己懲罰欲求の発露
SNS依存症
デジタルリトリート
第３章　ＩＣＴ教育がもたらすもの、奪うもの
デジタルネイティブ
CLACKの試み
広がる格差
知的な劣化
ネットいじめ
第４章　デジタル多重人格の出現
メタバースの進化
複数のアカウント使い分け
ペルソナの機能
同調圧力
第５章　シニアのデジタル依存症は悪性化しやすい
情報のフィルタリング
悪徳ビジネス
からだの記憶
第６章　心の専門家はＳＮＳをどう使うべきか
デジタルの功罪
終章　デジタル情報疲れへの処方箋続きを読む