【感想】宝の船 江戸菓子舗照月堂

篠綾子 / 時代小説文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • たお

    たお

    このレビューはネタバレを含みます

    どんどん物語が展開していってページをめくる手も速くなるような。

    慶信尼と田丸外記の関係性も明らかになってわだかまりも溶けて、菊蔵としのぶもチラと姿を見せて、寒天菓子を携え、ついに安吉と長門たち一行が江戸へ。安吉の福はここに出てくるのか。

    なつめが照月堂を出たことで、久兵衛のお菓子の出番は減ってしまったけど、他にもいろいろなお菓子が出てくるので、つい和菓子の本を借りてしまいました。

    次が最後だそうで、一鶴堂や上総屋、なつめの両親のことが明らかになるのか、楽しみです。

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    投稿日:2024.05.24

  • 永遠ニ馨ル

    永遠ニ馨ル

    なつめの育ての親でもある了然尼は寺建立のため、住まいを移ることになった。
    少し前に、無理がたたって倒れてしまった了然尼につきそうため、
    なつめは照月堂を辞めることに決めた。
    武家からの主菓子の注文を受けるようになり、忙しくなってきた照月堂ではあるものの、
    厨房には新しい見習いの三太や郁太郎が、
    帳場には太助の甥の文太夫が入ったり、と新陳代謝も良好ではある。

    距離的に通いが難しいがゆえの離職なので、つながりが切れたわけでもなし、
    照月堂の優しい人たちにもまた会えるのはなにより。

    京都からは、安吉が里帰り(?)し、
    最後に慶一郎お兄さんも登場し、クライマックスへ向けて動き出す。
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    投稿日:2022.02.21

  • nene

    nene

    このレビューはネタバレを含みます

    あー照月堂やめちゃうんだ…
    と思ったけど.
    まだまだつながりはあるし
    京都から安吉達は来るし…
    え?お兄さんも来た??
    続きが気になるところで終わってるー!!!

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    投稿日:2022.01.05

  • advicekiyomidosu

    advicekiyomidosu

    落合に新しい寺を建造することになり、健康に不安が残る了念尼について引っ越すことに決めたなつめ。
    一旦、照月堂をやめることにした。

    そんな中京都では気むづかしい天才肌の少年、長門が新しい寒天を使った菓子を創作し大ヒット。
    江戸に修学旅行をこころみることに。
    お気に入りの安吉をはじめ、他二人の職人を連れて江戸へ。

    不思議な縁が出会いを呼ぶことになる。

    ますますそれぞれの登場人物たちが命を貰い生き生きと動く第9巻目となった。
    題名に照月堂が出ているので、まだ関わりはきれないのであろう。
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    投稿日:2021.02.16

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