【感想】ゲッチョ先生のトンデモ昆虫記 セミチョコはいかが?

盛口満 / ポプラ社ノンフィクション
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • かとのひも

    かとのひも

    このレビューはネタバレを含みます

    最初のエピソードがウジの話って、飛ばしているなあと思った。

    まずいのはどれ?味見図鑑クイズ
    →すげー、パワーワード

    沖縄にわ何故イナゴの佃煮が無いのか?

    初心者に食べやすい虫を探す
    →イワサキクサゼミ。?!と思ったけど、小さくてサクサクの食感らしい。

    他の虫に姿を真似される虫・派手な虫は、毒持ちかマズい。

    最後の晩餐調査

    キレイな虫→なぜキレイなの?
    逃げない虫→なぜ逃げないの?

    蛙の糞の中から、ゾウムシが生き返った。
    →硬いからのおかげ?

    鳥やカエルは、同じものを食べ続ける傾向がある。

    骨格標本作りに役立つ虫
    →ハラジロカツオブシムシ

    蛍の幼虫。ツヨイ
    →毒&顎&ファイティング魂

    昆虫本は、ファーブルの本と読み較べるとおもしろいかも。

    虫屋は二種
    妖怪「モーラ」と妖怪「モーソー」

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    投稿日:2020.07.13

  • kuritanu

    kuritanu

    ゲッチョ先生の本はどれも面白いので生物好きにはおすすめ。今回はポプラ社から出ているので、数年で買えなくなることもないだろう。
    ゲッチョ先生は絵がプロ並なので、いつも表紙も自分で描いているが、この本は珍しく別の人(藤原徹司)。表紙に人間がいるのが新鮮。ゲッチョ先生と仲間たちが描かれており、知っている人が見れば誰だか分かるだろう。
    内容は読みやすいものの、いきなりジャンプする蛆から始まるので、ハードルは高い。虫ぎらいの人にはかなりキツイかも。さらに内容は虫を採ってきて食べるという方向で進む。ゴキブリも詳しく書いてある。
    『野菜探検記』や『ネコジャラシのポップコーン』でも野菜の原種や様々な植物を食べまくっていたゲッチョ先生が、今回は身近な虫をたべまくる。(芋虫タイプより甲虫の成虫が多い。)
    美味しい虫はエビのような味と書いてあるものが多く、外骨格を持つ生き物なんだから味も似ているんだなあ、と思う。エビが大好きな人は虫も食べてみるといいかも。
    私は虫は好きだけど、きちんと調理されたもの以外は食べたくない。が、どんな味かは興味があるので、とても面白く読んだ。
    ゲッチョ先生にいろいろ教えてくれる(ゲッチョ先生だってかなりの知識を持っているのに)「虫屋」のスギモト君がいい味出している。研究者でない虫を捕まえる仕事ってあるんだね。スギモト君の書いたものも読んでみたい。虫好きの子どもたちに希望を与えると思う。
    パクチーが苦手な人はカメムシの臭いって言うけど、「タイではカメムシのにおいが好まれていて、人工合成されたニオイのエキスが、バニラエッセンスのように売られている。」(P70)とあるので、あながち間違ってもいないのかも。

    昨年国立科学博物館の昆虫展で白い羽にニコニコマークの顔みたいな模様があって「ニコニコゴキブリ」と紹介されていたゴキブリの標本があったのだけど、そのゴキブリについては書いてなかった。あれはどこにいるゴキブリなんだろう。
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    投稿日:2019.08.15

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